45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

ネイビージャケットとデニムパンツのコーデ やや暗いデニム編

2013-04-29 08:32:39 | ネイビージャケットの着こなし
 ネイビージャケットに白Tのコーデにライトグレーのニットを肩に掛けるなら、パンツは明るい色落ちデニムがいいと申しました。それなら、濃いめのデニムとネイビージャケットは、どう合わせるのかというと、まずは、やや濃いめのデニムから。明日は、色落ち無しのデニムのコーデをご説明します。
 さて、ライトグレーのコーデでは一度も出番のなかったデニムシャツの登場です。そして黒ジャケのと出てきた「シャツ挟み」「シャツちら見せ」の技をまた使います。シャツの前ボタンをなぜ開けるのか。それはインナーの白を見せたいからですね。白いストールを巻けばいいじゃないかと仰る方、あなたは上級者です。ネイビーTシャツのコーデの時に、白いストールが出てきたので早速ネットで買ったぞ、という方。まだ出番はありますので、今回はシャツの白を生かしましょう。
 ここで、グラデーションコーデの基本をご説明します。グラデーションとは一つの色の明るさに諧調をつける着こなしです。多くは黒または白で終わります。始まりは基調になる色。この場合はネイビー。ネイビーに色落ちデニムのブルーと白とで3段階のグラデーションコーデの完成です。
 これをネイビージャケットの着こなし第一回でご紹介し、今回はネイビーに暗めのデニム、色落ちデニムシャツ、白Tという4段階グラデーションということになります。


 ここで鋭い方は、ピュアなブルーやスカイブルー、ターコイズブルーなどの派手目な色とかはダメなのか?ブルーの同系色だから使ってもいいのではないかとご質問されるかもしれません。実際、パソコンソフトでネイビーにどんどん白を加えていって(明度を増していって)も鮮やかなブルーは出てきません。
これは明度差でなく彩度の差をみせるコーデで同系をまとめようとしてグラデーションと彩度対比を混同しがちです。鮮やかなブルーは、友達づきあいがよくないので、併せる色は少なくしぼらないといけません。これは後日ネイビージャケットの着こなしでご説明いたします。
 先ほどのデニムシャツ挟みをモノトーンチェックのシャツに替えて、インナーからボーダーTシャツを覗かせてもシックな着こなしになります。柄モノを重ねるのは嫌だと仰るならインナーは白Tでもかまいません。

 TPO的にはちょっと電車に乗って街までパートナーの買い物につきあうときの気軽な着こなしに。
 デニムパンツが暗くなり過ぎないように。ジャケットとシャツの中間の色合いになるように選ぶのがコツ。シャツは、一枚で着てもおかしくないワッフル地とかすこし厚みのある素材感のものを選ぶと大人っぽく見えると思います。


最新の画像もっと見る