画賛
「あやかれや長刀鉾の籤とらず」
前大徳大道師
長板二つ飾 薄茶点前
今日は昨年の6月に
初めてお茶の稽古を始められたSさんが
お越しになりました
彼女がお茶を始められた直接的なきっかけは
緊急事態宣言などで在宅ワークが増えて
稽古に通いやすくなったこと・・
なのだそうです
「丸一年経ちましたね」
と申しましたら
「去年の4月5月の頃には
まさか1年後にこうやってお点前ができるなんて
思いもよりませんでした」と
うれしそうに仰って下さいました
世の中には
567の影響でお茶から離れていく人も
いらっしゃるようにお聞きしますが
逆に567をきっかけに
お茶の世界に入ることのできた方もあるのですね
そのどちらが良いとか悪いということはなく
人は皆それぞれ
いつも自分の歩む道を選んでいる
ということかな・・と思います