京都と大阪の中間辺りに
住んでいる私にとって
琵琶湖は最も近い
リゾート地です
ですから
琵琶湖へは何度も
足を運んでいるのですが
あまりにも有名な
「浮御堂」は
これまで側を通っただけで
訪れたことがありませんでした
それで
今回は初めて
浮御堂に行ってみることにしました
山門
浮御堂は
海門山満月寺という禅寺で
京都紫野大徳寺派に属する
ということも
- 今回行って初めて知りました
ご本尊は
聖観音様です
そして
浮御堂の内部には
阿弥陀仏様一千体が
安置されていました
さて
浮御堂から
車でほんの2分くらいの所に
宗旦の弟子・藤村庸軒と
その弟子・北村幽安合作の
庭園があると知り
行ってみることにしました
居初(いそめ)家
(見学には予約が必要です)
居初家は
平安時代には
院の御所をお護りする北面の武士で
鎌倉・室町時代を通じて
強力な水軍を保持し
琵琶湖を制覇していた
家だったそうです
そして
天和元年(1681)頃
北村幽安の妹が
この家に嫁いだ折りに
藤村庸軒とその門人であった幽安が
この庭園(天然図画亭庭園)と茶室を
造ったのだそうです
庭の奥まで進むと
琵琶湖を間近に
眺めることができました
庭に面した八畳のお茶室
家主の方に勧められ
点前座に
座らせていただきました
逆勝手向切でした
点前座に入る時は
畳の横から入るのかなあ...と
少し不思議に思いました
老朽化して
部分的に修復されてはいるものの
基本的には
400年前のまま
今日まで維持されていると
お聞きして
大変驚くと共に
なんだか
畏れ多い気持ちになりました