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線香と数珠のお店

1年後に向けて

2020-07-23 20:59:05 | ◇ トピックス          

海の日、スポーツの日を引き寄せて今日から4連休
本来なら24日のオリンピック開会式を間近に控えて胸躍るとき
コロナ感染で1年延期となり歓迎ムードは一変
一寸先は闇といいますが、本当に何が起こる変わりません。
現状も予断は許しませんが、1年後には無事に開催できることを願います。

オリンピック支えるオリンピズムの精神にはこう記されています。(⇒オリンピック憲章
「オリンピズムは肉体と意志と精神のすべての資質を高め、 バランスよく結合させる生き方の哲学である。」

これは修行中の僧侶と共通しているところがあるように思えます。
僧侶の修行の目的は悟りを開くことです。
現世から離れ、過酷な修行を経て精神の極みへと向かう。
アスリート達も、厳しい練習を重ね、肉体的にも精神的にも人間の限界に挑んでいます。

お布施は、私たちにはできない修行を続ける僧侶たちへの感謝を表すものですから、見返りなど求めることはないのです。
アスリートに対しても同じ気持ちです。
日々の鍛錬により鍛え上げた精神と肉体で素晴らしいパフォーマンスで私たちを驚かせ、喜びと感動を与えてくれます。
応援する気持ちが自然に湧いてきます。

僧侶が鉢を持って街を歩き、路上や駅、家の前で金銭を受け取ることを托鉢(たくはつ)といいます。
これは僧侶の修行です。
教えを施す修行なのです。
私たちはその修行に対して喜んで施しをします。

タイでコロナ感染のさなか、フェイスシールドを付けて托鉢をしているというニュースがありました。


⇒朝日新聞

なんでもかんでも同じにしてはいけませんが、アスリートがリモート越しに近況や決意を話すのを思い浮かべます。


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