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深紅の宝石 ガーネット

2021-01-05 14:01:05 | 数珠の素材     

ガーネットの名前はラテン語のザクロを示す種のようなという意味のGranatumに由来しています。



ガーネットはケイ酸塩鉱物グループの総称で、赤色が代表的ですが、他にも色は豊富な鉱物です。
宝石として代表的なものには、パイロープPyrope、アルマンディンAlmandine、スペサルティンSpessartiteなどがあります。


⇒Geology

ガーネットの歴史は古く、エジプトやギリシャの遺跡で発見されています。
ギリシア神話では愛の贈り物として記されています。

ガーネットは、古くは旅立つ前に贈られていました。
昔の旅は危険ですから、事故や災難から守る「保護」という意味です。

また深い赤色が人の血液と関連付けられ、病気の治癒としても使われ.絆の証としても認められていました。

18世紀から19世紀のヨーロッパ、とくにビクトリア朝時代に盛んにジュエリーとして用いられました。
この頃はチェコの西部で採られたボヘミアンガーネットが主流でした。


⇒THE PRACTICAL GEMOLOGIST


深紅のガーネット
エネルギーに満ち権威ある石のように思えます。


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