富山市ガラス美術館で、「 ガラスに挑む―素材へのまなざし」と題してガラス展が開催されています。
⇒富山市ガラス美術館
ガラスは、日常の生活品として多く使われていますが、この展覧会は、視覚的、精神的な表現を追求したアート作品です。
新たなガラスの魅力が発見できそうです。
幾つか主題が示されています。(⇒富山市ガラス美術館)
ガラスのフォルムと色
ガラスと光
ガラスが作る空間
ガラスの物質性と存在感
画像ではなく、実際に見る必要がありますね。
何しろ、ガラスは透明ですから。
富山市は300年以上の伝統を持つ薬売りから、ガラスの薬瓶の製造が盛んでした。
それが現在の「ガラスの街とやま」として振興の基盤となっています。
ガラスの美術館、研究所、工房があり、街の公園や通りにはガラスの作品が並んでいます。
富山市ガラス美術館(TOYAMAキラリ)
⇒TOYAMANET
ガラスが人間によって作られ始めたのは紀元前1600年頃とされています。
当初の古代エジプトでは鋳造のガラス成形でしたが、やがてローマ時代に吹きガラスが発明され、急速に発展していきます。
中世にはステンドグラスが登場し、美しい建築が登場します。
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、エミールガレ、ルイスC.ティファニー、ルネラリックなどが登場し、ガラスの新しい可能性が広がっていきます。
透明であるからこそ無限の可能性を秘めているのでしょうね。
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