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梵鐘の長い旅路 品川寺

2019-05-05 18:00:31 | ◇ トピックス          

東京宮古品川区の品川寺(ほんせんじ)
5月5日、鐘供養がおこなわれますが、この日は品川寺の梵鐘にとって特別な日です。


⇒品川寺

品川寺のHPからまとめるた梵鐘のストーリー

・明歴3年(1657年)9月18日に鋳造
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・江戸時代末期行方不明
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・慶応3年(1867年)パリの万国博覧会に出展
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・明治4年(1871年)オーストリアのウィーンで開かれた万国博覧会に展示
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・スイス国ジュネーブ市「アリアナ美術館」に所蔵
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・大正8年(1919年)品川寺先代、順海和上がジュネーブ市・アリアナ美術館にあることを突き止める
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・ジュネーブ名誉領事ケルン氏に大梵鐘の返還の願い
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・昭和4年(1929年)10月15日ジュネーブ市議会は、満場一致の議決をもって、大梵鐘を品川寺へ贈還することを決した
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・昭和5年(1930年)3月4日、大梵鐘は、ジュネーブ市を出発
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・4月24日、無事横浜港に到着
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・5月5日正午に品川寺にもどる

長い長い時を経て、海外を旅をして品川寺に戻ってきたのですから、不思議で驚くべき運命です。

この鐘が縁で、品川区とジュネーブ市は友好都市となっています。



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