大阪府も緊急事態宣言の対象から除外されることになり、商業施設や飲食店などが再開されてきています。
少しずつ元の状況に戻りつつあるなかで、依然ほとんどの人がマスク姿で外出します。
コロナの脅威はまだ消えていないのですから当然のことです。
感染防止のためのマスクですが、マスクはまた別の意味を持ちます。
こうした感染症が流行していなければ、マスクをしていると「風邪ですか?」と聞かれたりしますが今はどこに行ってもそんなことは聞かれないし、マスクをしている方が自然な姿です。
むしろマスクをしていない方が、他の人たちに敬遠されたりします。
堂々とマスクを着けることができるわけです。
人の口元を隠すマスク。
マスクの効用は感染防止だけではありません。
マスクを着けていると、あまり人と話をしなくてもすみます。
表情で相手に見透かされるようなことを気にする不安もなくなります。
コミュニケーションが苦手な人、自分の心の中を見せたくない人にとっては心理的に安心できるものです。
飲み会に誘われても簡単に断れそうです。
街に人が出るようになってもマスクがまるで仮面のように自分を隠し、行きかう人々が無言で通り過ぎていく様を想像すると、誰もいない街と何ら変わりのないゴーストタウンとなります。
⇒西日本新聞
オンライン画面での会話はそこにいる雰囲気や空気感が伝わってこないので、何か虚しさが残ります。
テイクアウトの食事のようで、お店の人と空間がある中で食べるからこそ味わいがあり心も躍動するのであって、どんなにおいしい料理でも家に帰って一人で容器を開けて食べる料理はお店の時とは随分違うものです。
今は間違いなくマスク着用の時ですが、いつか早い時期にマスクを外して自由に話ができ、表情を出して相手と分かり合うそんな時がくればいいですね。
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