東京国立近代美術館で「あやしい絵展」が開催されています。⇒美術手帖「あやしい絵」について、こう記されています。(⇒東京国立近代美術館)『美しいだけではくくることのできない魅力を持つ作品』『神秘的で不可思議、奇怪な様子』『グロテスク、エロティック、退廃的、神秘的、ミステリアス・・・』展示作品のひとつ橘小夢 <安珍と清姫>⇒東京国立近代美術館この絵は和歌山県道成寺に伝わる . . . 本文を読む
エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)は、ノルウェー出身の画家作品「叫び」は誰でも見たことのある有名なものです。ノルウェー国立美術館が新しい国立美術館に移設される準備として赤外線スキャンでこの絵に記されている言葉を明らかにしました。白くマーキングしている部分です。⇒The New York Times⇒designboom鉛筆によってノルウェー語でこう書かれています& . . . 本文を読む
黒板とチョーク学校の教室に一番威張ってどんと構えている黒板書きやすくて消しやすい黒板人によっていろいろな思い出があるのではないでしょうか。中学時代の社会科の先生は旅行好きで、授業が始まるとよく自分の旅行体験を話していました。時には授業時間の大半が話に費やされ、残りの時間に気づき慌てて教科書を広げさっさとその日のノルマを果たすようなことも度々ありました。ある日生徒の誰かが、黒板の真ん中にどこかの地名 . . . 本文を読む
北側に面して天窓を付けた三角形の屋根が連続する「ノコギリ屋根」の工場は今でも見ることができます。もともとは織物工場として建設されたもので、北からの柔らかい採光が織物の色合いを見るのに適しています。現在では織物工業の衰退とともに、建物のメンテナンスなどの問題もあり「ノコギリ屋根」の工場は姿を消しつつあるのが実情です。⇒NIKKEI⇒川島範久建築設計事務所自然の光とその変化を受け入 . . . 本文を読む
フィンランドの繊維メーカー「フィンレイソン」は、1820年フィンランド南西部 タンペレ市に綿花工場を設立した老舗企業です。タンペレ市タンメルコスキ川沿いに広がるフィンレイソン社
⇒Finlayson今年200周年を迎える記念事業として、フェリシモと共同主催でテキスタイルデザインのコンテストを実施ししました。Finlayson×FELISSIMO DESIGN COMPETI . . . 本文を読む
マスクは石器時代から作られていたようです。祖先崇拝、儀式、魔術などに使用され、マスクを着けた人は特別な力を持つようになります。世界最古の祖先崇拝のマスク⇒Israel Ministry of Foreign Affairs大阪吹田にある万博記念公園内の国立民族学博物館では、「先住民の宝」特別展が開催されています。⇒国立民族学博物館世界には70カ国以上に約3億7千万の先住民、5千 . . . 本文を読む
スペイン中央部カスティーリャ・イ・レオン地域のパレンシアに( Palencia )には教会や聖堂など歴史的建造物が多くあり、近代建築と調和のとれた街並みになっています。このパレンシア市内のメインストリートにあるユニカハ銀行が入っている1919年の建物の外壁装飾が修復されて、とんでもない姿になったと問題になっています。⇒Smithsoianこの彫像は建物の上部にありしばらくは一般の人は気付 . . . 本文を読む
2020年度の文化勲章受章者に彫刻家の澄川喜一氏が選出されました。山口県岩国市の名誉市民です。具象彫刻から抽象彫刻へと移っていき、やがて木という素材の特性と自らの表現が重なり「そりのあるかたち」にたどり着きます。⇒美術手帖東京スカイツリーのデザインの監修に加わり、タワーの形に「そりとむくり」を取り入れています。タワーは一直線ではなく、見る位置によって変わる不思議な形なのです。「反り」とは . . . 本文を読む
大阪天王寺 あべのハルカス美術館「奇才 江戸絵画の冒険者たち」展が開催されています。ここで奇才とは。『従来の常識を打ち破り、斬新で個性的な表現に挑んだ』者として定義されています。⇒奇才 江戸絵画の冒険者たち全国から江戸時代の絵師35人の作品が展示されています。江戸時代は様々な文化が花開き発展した時代です。絵画も伝統的なものから新しい表現が生まれてきました。主流派とよばれる絵画もそこには強 . . . 本文を読む
紡ぐ(つむぐ)は、繭などから繊維を取り出し撚りをかけて糸にすることを言います。この言葉を使ったプロジェクトが昨年から始動しています。「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』-皇室の至宝・国宝プロジェクト-」です。主催は文化庁、宮内庁、読売新聞社です。日本文化を守り、次世代へつなぎ、世界へ発信していくことが目的です。現在東京国立博物館で開催されている特別展「工藝2020-自然と美のかたち-」は。「紡 . . . 本文を読む