エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)は、ノルウェー出身の画家
作品「叫び」は誰でも見たことのある有名なものです。
ノルウェー国立美術館が新しい国立美術館に移設される準備として赤外線スキャンでこの絵に記されている言葉を明らかにしました。
白くマーキングしている部分です。
⇒The New York Times
⇒designboom
鉛筆によってノルウェー語でこう書かれています
”Kan kun være malet af en galning'”
⇒Nettavisen
英語に訳すと
‘Can only have been painted by a madman”
日本語では
「狂人だけが描くことができた」
この言葉をムンク自身が描いたのかどうか疑わしかったのですが、専門家の詳細な調査でムンク自身によるものと判明したようです。
1895年に初めてこの絵を展示したときに、批判的な評価にムンクがひどく傷つき、その後この言葉を書いたというのが説となっています。
批判的な評価は、この絵の持つ不安や恐怖からムンク自身の精神的状態を推測したものだったようです。
ムンクはそれらに対して、反発したのか、あるいは挑発したのか。
ムンクはその後神経衰弱、アルコール依存症などで精神病院に入院しますが、この言葉を書いた時の精神状態はどうだったのか。
芸術家に限らず狂気とは何でしょうか
逆に普通とはどういうことでしょうか
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