奥様は海外添乗員〜メモリアル

ポルトガル旅行後記~美味しいもの食べ歩き②

    

ポルトの古い街並みは歩いていて飽きることがない。今にも崩れ落ちそうな家があるかと思えば、カラフルな壁やハッとするような鮮やかなアズレージョに飾られた家とが混在していたり。

    

そんな街の中心を東西に流れているのがドウロ川。川に面した丘に広がる街であることはここまで来るとようやく納得できる。リスボンに負けず劣らず坂道の多い街だ。そして両岸を結んでいるのは120年も昔に造られたドン・ルイス橋。この街のシンボル的な存在でもあるこの橋を建設したのはパリのエッフェル塔を建設したエッフェルの愛弟子だったとか。なるほど、確かにその曲線美はどこか共通してるような?

    

ところで橋のたもとのカイス・ダ・リベイラ地区には魚料理を中心にたくさんのメニューを持つレストランが並んでる。春から秋ともなればテラス席が取り合いになるほどの人気スポットながら、さすがにこの時季は食事をしようという人もそう多くないだろう。

          

そう思ってあえてやって来たのはこの地区のはしっこにあるRESTAURANTE MARINA。なぜここにしたのかというと、ただ単にお目当てのメニューがあったから。

    

まずはこれ、トリパス・ア・モーダ・ド・ポルト。早い話が贓物の煮込み。モツ煮のポルトガル版、いやポルト版だね。昔からポルトの人たちは「トリペイロ=贓物を食べる人」と呼ばれていたことでもわかるように、この街の郷土料理。それでもどのレストランでも置いているわけでもないところがミソ?鍋いっぱいに入った贓物と白インゲン豆のスープといったこのメニュー、付け合せのライスにカレーのようにかけて食べるとちよっぴり塩気の強い味が中和してなかなかイケる。でもどう考えてもこれ、2~3人分はあるなぁ(汗)。

    

そしてもうひとつがこの国を代表するイワシの炭火焼き。旬ではないので今回は諦めようかと思ってたところ、メニュー版に書かれた「イワシあります」の文字に思わず誘われてしまったってわけ。やや小ぶりだけどふんわりやわらか。新鮮だからか臭みはほとんどないのよね。やっぱりポルトガルへ来たらイワシを食べないと気がすまないイワシ好きの私は大満足。

    

たまたまラッキーにもドウロ川とその対岸を見渡せる二階の窓側席に座れたので、食事しながらの~んびり。場所柄料金もそれなりだったけど、それでもこのロケーションでこのメニュー、さらにビール3本含めて23ユーロ(約2,700円)はかなりの良心価格でしょ。美味しかった、ごちそうさま♪さ~て、お腹がいっぱいになったところで川の対岸、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区まで行ってみようか。


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