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御気楽極楽

主にゲームについてなんか書いています。

種『キラ、カガリお誕生日おめでとう!!』

2023-05-18 21:56:29 | ガンダムSEED

改めて、キラ、カガリお誕生日おめでとう!!
誕生日ということもあり、キラが幸せそうな姿が見たくて本編見返したわけですが、うん、1話前半だけですね。
つらぁ。
本当、劇場版で幸せになっていただきたい…!!
え、運命のラスト幸せそうじゃなかったか、って?
あれは…うん…どうなんでしょうかね…。
幸せだったらいいのに、とは思いますが。

以下、キラとカガリについて語ってみた。(誕生日じゃない日に追記

 

 

キラは、よく種の時はいいけれど、運命は…って言われますよね。
言う人の気持ち、確かにわかります。
人間味がないキャラって、やっぱり魅力が減りますもんね。
だから、フリーダムに乗ってからのキラは魅力が激減したと自分も正直思います。
ただ、経緯を考えると仕方がないんですよね…。
ものすごく仲良かった友達に殺されるとか…でもって、自分も殺す気でいたとか…つらい。
しかも、人間味がなくなったあとも、それさえなかったことになるくらいに出生やらフレイの件で精神ぼっこぼこにされますし。
ひでぇ…。
あと、実はそういう風に作られたのかも、とも思ってもしまったり…。
キラってものすごく順応性が高いから…。
順応性が高ければ生存率って上がりますからそういう意味で…。
アスランがいた時はアスランに頼って、トールとかの態度を見ても、結構、周りに頼れるものは頼ってたって感じがします。
でも、戦争になったら、頼れる人がいないのでああなっちゃった、と…。
…って、こんなん、あの世界のナチュラルの考え方ですやん…。
サイも変わったキラを見て、キラはやっぱりコーディネイターなんだなって再認識してましたし…。
ただ、自分は、そんなんかわいそうすぎる、と言う感想持ちますけどね。
キラ本人はどう思ってるんでしょうかね…運命では自分も普通の人間って答え持ってるっぽかったですけど。
そこまで持って行くのに、どれだけ心をすり減らしたのか考えると…。
うーーーん……妄想。(唐突

周りが静かになって、思うことのひとつに自分の出生の事があった。
僕は人類が望んだ最高のコーディネイターらしい。
僕を作った人は何をもって最高と思ったんだろう。。
過去を振り返って、自分をそういう風に思ったことなんてなかった。

けれど、今、こうして生きていることがそうなのかもしれない。

僕はどんな状況でも、少しすればそれに慣れて生きてきた。
アスランがいた時、自分しかコーディネイターがいなかった時、戦争に巻き込まれた時、心がぐちゃぐちゃになった時。
そのどれもがちょっと前なら考えられなかったことばかりだった。
それでも、僕はその考えられないことを乗り越えて、今、こうして生きている。
僕はそんなに強くないのに。

だから、僕はそういう風に作られたのかもしれない、と思った。
けれど、ラクスはそれを否定した。

「もし、そんなことができるのでしたら、わたくしはそんなことも考えられないようにしますわ。
人を傷つけても、殺しても、何も感じられないように。そうすれば、もっと効率的に生きられますもの。
ですが、キラは違いますでしょう?今、あなたはとても傷ついています。それはあなただからです。
泣き虫なところも、人に頼って生きてきたところも、頼られれば断れないところも、そして、優しいところ、も」

優しいのは僕だから、と言われたのは2回目だ。
けれど、今とあの時とは違う。
あの時は、自分がどういう存在なのか知らなかった。
ただのコーディネイターだと思っていた。
アスランやラクスと同じ存在なのだと。

そういう風に僕が考えていることがラクスにも伝わったのだろう、ラクスは話を続けた。

「実はそういう風に思ったこと、わたくしもあるのです。わたくしは小さいころから、世界の平和を夢見ていました。
人々が笑って暮らせる世界を作る手助けをしたい、と。大好きな歌もその手段の一つにしました。人々の心をつかむために。
酷いでしょう?それでも、わたくしは平和な世界が欲しかった。本当異常です。
だから、わたくしもそういう風に父に作られたのかもしれない、と考えてしまったのです」

澄んだ水のような瞳がこちらを見た。

迷いなど知らない瞳。
以前、それを見た時、僕はそう思った。
けれど、今はどうだろう。
それは、揺れていた。

「でも、違いました。キラと出会って、気づけました。
もし、そういう風に作られていたのであれば、今、あなたにあの剣を渡してしまったことをこんなに後悔していません。
こんな風に…あなた傷つけてしまったこと…本当に…本当にごめんなさい…」

そう言って、ぽろぽろと涙をこぼすのはただの女の子だった。
それを見て、僕は彼女を優しく抱きしめた。

その涙を止めたかった。
ただ、それだけ。

それなのに、彼女は涙を流しながら微笑む。

「これがキラ。これがあなた。わたくしが大好きなあなたなのです」

そういう風に作られただけの存在かもしれないのに。

でも、そんな僕でも、彼女の涙を止められるならそれでもいいかもしれない。
僕は彼女のぬくもりを感じながら、そんなことを思った。

 

…これだと、まだ、自分が普通だと受け入れられていないですね…。
まぁ、時間をかけて、受け入れていくという方向で。
そんなわけで、結局自分はキラをどう思っているのかというと、どんな状況でも頑張っているキラが好きだ、と。
つらいのにそれでも立ち上がってきたキラは立派だ、と。
散々、そういう風に作られたとか言っておきながら…いや、やっぱりキラはキラだからキラなんだ!!(意見返した

でも…やっぱり、小さいころアスランといた時やトールたちと学生していた時のキラがいいですね…。
あの笑顔をもう一度…。

 

カガリは運命序盤で思いっきりあれな書かれ方してましたよね…。
そこが残念というか、でも、かといって、キャラ崩壊していたわけでもないんですよね。
まっすぐなキャラが政治に触れたらあんな感じになるのかな、って。
で、運命で成長していって、アスランが瀕死の時に言ったカガリとキラを守りたかったって言葉で決意するところは本当よかった。
種の時は、アスランがキラ殺したって言った時に感情爆発するところが、もう、なんというか、カガリってキャラがぎゅって詰まっている話ですごく好きです。
正直、キラとアスランが和解するところで、入ってきたのはちょっと、アスランが何言いたかったか知りたかったので、ぬっ、ってなりましたが。(笑
あと、キラと姉弟設定、実は初めはなかったことって言うのは本当びっくりですよね。
いや、これかなり面白い設定ですから、本当そうしてくれてよかったな、って。
一人は摘出されて、もう一人はお腹の中とか…すごい設定ですよ、本当。
それから、どうでもいいですが、自分、姉弟設定は本当知らなかったんですよね。
だから、キラのご両親とウズミさんが話しているのを見て、総集編の茶髪と金髪の二人の赤ちゃんを思い出して、あっ、ってなりました。
OPでキラとラクスが一緒にいなかったら、カガリがヒロイン?って勘違いしてましたよ。
それくらい、キラと距離近かったですもん。
まぁ、でも、カガリにはアスランかな、ってやっぱり思います。
似た者同士でお似合い。

 

 

以上。

次お誕生日祝うならアスランですが、その時まで熱持ってるかなぁ。

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