ワイン品評会で銀賞、銅賞を獲得した「ラグリマ・デル・ソル」辛口タイプ(手前左)と甘口タイプ(同中央)を紹介する名護パイナップルワイナリーの上江洲朝則社長(左)と畑貴嘉工場長=28日、那覇市の琉球新報社
沖縄県産パイナップルの果汁を使い、名護パイナップルワイナリー(上江洲朝則社長)が製造するスパークリングワイン「ラグリマ・デル・ソル(スペイン語で太陽の涙)」の辛口、甘口タイプがアジア最大規模のワイン品評会「第20回ジャパン・ワイン・チャレンジ2017」で銀賞(辛口)、銅賞(甘口)に輝いた。上江洲社長は「乾杯の1杯目に、沖縄の地でできたお酒を飲んでほしい」とアピールした。
品評会には世界30カ国から1700点以上が出品され、金賞に121点、銀賞に429点、銅賞に798点が選ばれた。同ワイナリーは初参加で、銀賞と銅賞を獲得した。
東京などでワインや焼酎など酒造りの技術指導やコンサルティングを行ってきた畑貴嘉氏を工場長として招き、改良を重ねてきた。パイナップル本来の甘みを生かした味わいとなっている。
アルコール度数は9%と一般のワインより低めで「初心者や女性にお薦め」(上江洲社長)という。
24日からはロゼワインも発売した。3品とも同ワイナリー関連店舗などで販売している。
価格は税別2500円(750ミリリットル)。