2008,10,11~10,12
九重連山
中岳・1791m(大分県)
久住山・1787m(大分県)
(おまけ)
法華院山荘(1303m)
今回の山行でお世話になった「法華院山荘」。中岳、久住山と大船山との鞍部に広がる
「坊ケツル」脇に位置する。
宿泊前日に予約。聞くと個室は一杯で大部屋とのこと。そりゃあ、10月の3連休だし泊ま
れるだけも十分と思っていたので、大部屋で予約。
大船山から下山し、山荘に近づくと硫黄の匂いが鼻をつく。
実はこの山荘、温泉付きなのである。
入口に付くと、いきなりコ○コーラの自動販売機がドーン!とお迎えだ。
ここからして、経験してきた山小屋とはちょっと違う雰囲気を感じる。
受付をして、3階の大広間に移動。10つのブロックに分けられてはいるが、仕切りは全く無い。
一つのブロックに8名が寝る。予約時には、4分の3の予約客が入っていると聞いてはいたが、
10月の3連休の初日、実際はどうなるかと心配していたが結局言われた通りだった。
荷物を置いたら、せっかくだ、お風呂へ入ろう。1階がお風呂で、宿泊客はもちろん宿泊料に含
まれ、24時間入浴可能とのことだ。温泉宿でも、夜中は入浴不可のところが結構あるのに、
ここでは可能なことにビックリ。ただ、石鹸はさすがに使用不可だ。
お湯は湯ノ花が浮き、温泉情緒満点だ。でも温度がちょっと熱すぎるかな。
テン泊の人も500円で入浴できるとのことです。
お風呂から上がれば、ビールしかないでしょう。生ビールもしっかり用意されていて、800円也
生ビールを注文して、いつものようにバッチを手に取り購入。でも値段を聞いてビックリ。
700円ときたもんだ。アルプスでもだいたい500円。大山に至っては380円なのに、700円は
高い。これまでで、最高だ・・・・。でも買っちゃうんですよね。
▲食堂兼談話室
生ビールは、山小屋での最高の楽しみだ。食道兼談話室には、ストーブがこうこうとたかれ、数
多くの山の本や漫画が置かれ、一角には大画面テレビが置かれている。
山小屋っていうより、大きな民宿の感じかな。
夕食は18時からで、一応セルフになっている。ご飯の量を大盛、中盛、小盛と3段階に分かれ
ていて、自己申告する。
自分の名前を書かれているテーブルに持って行って食べるルールだ。
お腹一杯になった後、今までならすぐに就寝となるのだが、ここの消灯はなんと22時。
朝食を弁当にした小太郎は、弁当を渡す時間が21時と聞かされ、ちょっとした地獄の時間だった。
漫画を読もうが、山の本を読もうが一向に時間が経過しない。
何度、寝てしまいそうになったことか。山小屋で22時の消灯は山小屋とは思えない。
あと、夜中中ストーブがたかれていたのもビックリ。
おかげで、いっぱいカイロを持ってきたのに全く出番が無かった。それと、トイレは水洗です。
ほんまにここは、山小屋ですか?
初めて、山小屋に泊まるには、立山同様にお薦めです。
いや~至れり尽くせりでした。快適、快適。