小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

熊山 2011,1,9

2011年01月19日 | 中四国の山のぼり

2011,1,9

熊山(岡山県)

507m

JR熊山駅-熊山遺跡-JR熊山駅

年末には、忙しくて2010年を振り返る暇もなく、気が付くと年が明けていた。

そんな状態でした。

今年は、年末年始から中四国地方の山々は、例年では考えられない程の積雪量。

ヘタに雪山なんぞへチャレンジしようものなら、”遭難”の2文字がもれなく付いてきそうなので、

まず、雪が降らないであろう岡山県南で、初詣に打ってつけの山”熊山”に登って来ました。

■登山口 12:05

▲登山口

 

ゆっくりと自宅を出て、JR山陽線の熊山駅の駐車場に車を置き、いざ熊山へ向け出発。

住宅街を抜け本格的な里山歩きになりました。

尾根に出るまでが、ちときつかったのか、ニット帽のヘタ子は汗が噴出したのか、いつの間にか

脱いでました。

尾根に出れば、急坂は一段落し山歩きを楽しめるようになる。

すると、なにやらまわりはシダにに覆われ、ここは本当に岡山県南かと疑ってしまう光景だ。

■東屋 12:59

▲東屋

シダの森を抜け、しばらく行くと東屋にたどり着いた。

▲熊山の町並み

ここで、眼下の展望が開けてくる。岡山三大河川の吉井川の向こう側に熊山の町並み。

▲残雪

東屋で休憩した後、急坂を登ってゆくと、土が湿ってきた。しばらく、雨は降ってなかったのに

と思っていたら。道端には残雪。

年末年始の雪は未だにここに残っていた。連日の寒さは、10日経っても雪を残していた。

▲二つ池

その影響は、二つ池にも現われていた。よく見ると凍っていた。

ここまで来れば、あと少しだ。

■熊山神社 13:49~13:56

▲熊山神社

熊山神社に到着。今年1年の登山の安全を祈願をし、後にしようと思った時、ヘタ子が気が付いた。

「牛がいる。」

何を訳のわからないことと思っていたら、いました   「うし」

▲木牛

拝殿に向って右側の格子の窓の奥に木で作られた牛が鎮座していた。

と言うことは、左には・・・・・・・

▲木馬

木馬でした。微笑んでいるようにも見え、かわいらしいです。

■熊山遺跡 14:01~

▲熊山遺跡

参拝を済ませ、お腹も減ったので展望台とハウスのある熊山遺跡に移動。

数分で到着すると、まだお正月仕様の熊山遺跡に到着。

あまりの寒さに、ハウスでカップラーメンを作り、体の芯から暖まりいざ出発しようと外に出ると

 

▲吉井川

岡山県南には似つかわしい雪雲が空を覆い、空からは雪がチラチラと舞って来た。

眼下には、生まれ育った町。小太郎にとっては、それこそ子供ころから育んでくれている

吉井川の流れが、雪雲の切れ間からの日の光にキラキラと輝いている。

▲展望台からの展望

アルプスからの展望は文句なしにすばらしい。それを心の底から満喫したいが為に

遠い信州まで遠征しているのだが、普段見慣れているはずの光景の少し違う一面を垣間見ると、

それはそれで、すばらしいと思った。

ただ、雪に無縁の場所と思って地元の山に登ったのに、雪に見舞われるとはこの冬の寒波は

半端じゃない。

これを書いている現在も、ここ10年の内最も多い雪に覆われている。

この後、幸いにも雪は止み、約1時間の所要時間で登山口に到着した。



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