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2011,2,5
那岐山(岡山県・鳥取県)
1255m
(1)
岡山側那岐山登山口-大神岩-那岐山山頂-大神岩-登山口
国道53号線から登山口へ向けて、曲がると一気に周りは雪景色に変わった。
■登山口入口 9:01
▲登山口入口
登山者は、路上に車を止め準備をしている。まだ先にいけるだろうと、小太郎は愛車に鞭をいれ、
駐車場を目指して、ツルツルに凍った登山口入口の坂を上って行く。
なんとか駐車場にたどり着くが、雪が多くスタックするのもいやなので、先程の登山者の後に止め、
準備することにした。すると、続々登山者に到着し車は10台近くになった。
その中で、Tシャツに短パンのご老人が登場。どうやら、名物の老人ではないか。
前回は裸族として紹介したが、さすがに-5℃の気温ではシャツを着ていた。
▲那岐山
登山口までは、雪の積もった林道サクサク歩いてゆく。視界が開けると青空の下に那岐山がドーン。
天気は良さそうだ。
■登山口 9:29
▲登山口
約30分林道を歩き、登山口に到着。登山道にもしっかり雪が着いている。
気温も低いので、雪が締まって歩きやすい。
▲檜林
しかし、雪が多くなりアイゼン装着。ガシガシと登ってゆくが、那岐登山では今までに無かった
ほどの雪。完全な雪山で、アイゼンの歯がしっかりと雪面に刺さり、危険はないが
本当に雪が多い。
■大神岩10:41~10:44(1000m)
▲大神岩
最後の急登を喘ぎながら、大神岩に到着。本来なら、大きな岩が突き出しているのだが、
今日は雪が多すぎて岩を確認できず雪の丘となっている。
▲奈義の町並み
ここから奈義の街並みを一望できるのだが、霞んで見づらい。雪に覆われているは確認できた。
ここからは傾斜も緩むので、気分的には楽だ。
▲あと少し
森林限界も越え、最後の登りを頑張れば、
▲那岐山山頂を望む
稜線に到着。那岐山の山頂もはっきり見える。
■那岐山山頂 11:38~ 〔1255m〕
▲那岐山山頂
一旦下り避難小屋の脇を通り、少し登り返すと那岐山山頂に到着だ。
やはり、雪が多いのでもう一つの山頂の碑は隠れてしまっていた。
山頂には先客が3名。寒い中昼食を摂っていた。こちらは、しばらく景色を眺め昼食を摂る為
避難小屋へと下って行った。
■避難小屋 11:50~12:40
昼食を摂っていると、単独の男性が入ってきた。話をしていると、なんと隣の町に住んでいる
とのこと。県北の山頂で出会うとは奇遇なことだ。
お互いの安全と再会を約束して下山にかかった。
稜線から下界を見ると、先程より霞んでしまっている。
せっかくなのに残念なことだ。ここからは、久しぶりの雪の感触を楽しむことにしよう。
雪道の下りは結構気を使うものだ。思い出すように歩を進めて行ったが、雪の質がよかった
ので、ズンズン下って行った。
途中尻セードの痕跡もあったが、こちらは道を一歩一歩進めて行き。
■登山口 13:51
無事登山口に到着。