群馬県みどり市東町の東町柿生産組合では、樹の上で渋抜きした珍しい柿【あずま樹上脱渋柿】
を栽培しています。そして、11月の10日過ぎより,平核無柿、蜂屋柿、これらの詰め合わせ
の3種類の樹上脱渋柿を出荷する予定でした。昨年よりネット販売を始め、今年は昨年より
大幅に袋がけ(樹上脱渋柿)個数を増やした,との事です。
1.あずま樹上脱渋柿(蜂屋柿)がカラス大群に襲われる。
ところが、10日頃に、関口農園より「カラスの大群に「あずま樹上脱渋 蜂屋柿」が
襲われた。との連絡がありました。蜂屋柿の内、渋柿の収獲は終わり、袋の掛かった
樹上脱渋柿はより甘くと収獲を遅らせていたのですが、それに目を付けたカラスが仲間を
呼び、大群で食べに来たのです。
蜂屋柿の樹上脱渋柿は他にはなく、組合メンバー関口農園のオリジナルの柿だったのです。
おそわれてから何日か後の裸になった無残な蜂屋柿の柿園
(一部良品らしき物は取りました)。
枝について食い荒らされた蜂屋柿
地面には樹上脱渋柿に掛かっていた袋がいっぱい落ちていました。
食べ残りの樹上脱渋 蜂屋柿
樹上脱渋柿(蜂屋柿)を栽培している関口農園にとって、大きなショックでした。
特に多く栽培した樹上脱渋柿(平核無柿)は殆ど無事でしたものの、オリジナルの商品、
及び2種類の詰め合わせ品が出荷出来ません。
一方、主力である東町柿生産組合の柿園は、例年通り従来通りに渋柿と一緒に樹上脱渋柿(平核無柿)を収獲した
為に全く無事です。
「あずま樹上脱渋柿」や「氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿」の詳細は次のホームページでご覧戴けます。
「あずま樹上脱渋柿」 :http://oji-shop.com/azuma-kaki.html