「オジーの休憩室」

岡山県や群馬県等地方の農産物の栽培の紹介や出掛け先の風景写真,生活の中の写真等を載せました。特に農家や生活の様子を。

樹の上で渋抜きし熟成の樹上脱渋柿 収獲前の様子,オジーの休憩室

2016年11月06日 | 特産品 柿

群馬県みどり市東(あずま)町では、樹の上で渋抜きした珍しい柿【あずま樹上脱渋柿】を栽培しています。
 これはみどり市あずま町が誇る柿で、20数年前より取り組み始めた柿で、一つ一つの実に9月上旬に
固形アルコールを入れ袋掛けして渋抜きし、その後約2ヶ月間熟成させて、黒砂糖をかけた様な甘―い柿
になる、との事。しかも日持ちもするそうです。

収獲少し前、アルコールでの渋抜きをしてから約1.5ヶ月たった10月3旬のある日、「あずま樹上脱渋柿」の

色づきの様子等を見学しました。(関口農園にて)

(1).「あずま樹上脱渋柿」の色づき

 2016年10月3旬の「あずま樹上脱渋柿」の色づき風景

 9月上旬-中旬に脱渋処理を行い,約40日後の様子です。袋掛け後2-3日で袋から固形アルコールを取り除き、

 雨避け,虫除けを兼ねて袋をかけたままにしておきます。

 今年は9月、10月に雨の日が続き、晴れの日が大変少なかった為に、色づきが1週間以上遅れています。

 その為収獲は11月10日頃からとなる予定,との事です。

 

(2)樹上脱渋柿の柿園風景

 

   山々に囲まれた渡良瀬川沿いの地にある柿園です。袋が掛かっている柿が「あずま樹上脱渋柿」です。

  

  植林してまもない若い柿の木々達です。将来の「あずま樹上脱渋柿」の栽培を担う柿樹達です。

(3)「あずま樹上脱渋柿」の紹介

  柿の収穫量が大変多い、みどり市あずま町の「町おこしの農産物」として進められています。

  「あずま樹上脱渋柿」は2種類の渋柿を用います。平核無柿と蜂屋柿です。

   アルコールで脱渋処理し,約2ヶ月間樹上で熟成すると、黒ごま状の斑点がいっぱいになります。黒砂糖が

   いっぱい、という人達も言う様に甘さの目安になります。大変珍しい柿で、収穫後に渋抜きの柿や一般の甘柿

  と違い、日持ちします。  

  そして新たに考案した【氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿】にもあります。

あずま樹上脱渋柿(平核無柿)

 

     種無しの人気の柿

 あずま樹上脱渋柿(蜂屋柿)

   1000年の歴史を持つ柿で,特大サイズで甘く上品な柿となります。

 

 脱渋処理しない柿

 

 脱渋処理をしない柿,渋柿そのまま。黒ごま状の斑点は全くありません。

 

【氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿

  樹上脱渋柿を、11月より凍る直前の0℃以下の温度帯(「氷温」と言う)で貯蔵した柿で、新鮮なシャキシャキ感

のある美味しい柿を年末から冬の期間にお届けします。氷温貯蔵により大幅に新鮮さを保つ期間がアップします。

又、樹上脱渋柿の特長である「日持ち」と併せ、長い期間実のしっかりした新鮮な柿を楽しむ事が出来ます。

 お歳暮やお正月用に最適です。(クール便)

「氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿」はみどり市東町柿生産組合だけのオリジナルの新製品です。

 

「あずま樹上脱渋柿」や「氷温貯蔵・あずま樹上脱渋柿」の詳細は次のホームページでご覧戴けます。

「あずま樹上脱渋柿」 : http://oji-shop.com/azuma-persimmon

 


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