翌日は本格作業です。
朝から幾度も泥を練り、何個も何個も泥団子をこねていきます。
かまどの火が直接あたる部分には、ひびが入らないように木灰を多めに入れて練ります。
最も難しいアーチの部分を完成させれば山を越えられます。
作業が進むにつれ、泥団子に小石を混ぜていきます。
こうすることでかまどに強度を持たせるのです。
形を整えながら、手作りの木のへらでたたいていきます。
泥団子を作るのも大変ですが、木のへらで粘土の塊を叩いていくのも大変な作業です。
何百個もの粘土の塊を幾度も貼り付け、たたいていきます。
まるで祈りに似た作業です。
一人一人の作った粘土をかまどに一体化させ、ひとつにまとめていく作業は
なんだか宗教的でさえあります。
そうこうしているうちにかまどはだんだんとその姿を現してき、まるで命が宿り始めたように見えました。
その日の作業も予定より遅くまで続きました。
手はしびれ、ほとんど感覚がないようです。
曲げるのもやっとの状態でした。
しかし、かまどを作るのはワクワクするような作業です。
後悔するどころか、途中で止めたくない、早く完成させたい!と、とても楽しんでいました。
3日目は仕上げの日です。
朝からがんばって、かまどの中を整えていきました。
残念ながら昼から用事が有り、夕方まで抜けることになりました。
用事を済ませて帰ってくると、そこにはきれいに仕上がったかまどがありました。
しかし、かまどが仕上がったからといって終わりでは有りません。
かまどのふたと、火棚という火事防止の棚を取り付けなくてはいけないのです。
かまどのふた。
内側にはねんどをはりつけています。
火棚。
火の粉が舞ってもこれがあれば火事にはなりません。
かまどの上に火棚を取り付け、神棚も付け終えるといよいよ完成間近です。
すべての準備が整ったら、いよいよ火入れ式です。
ふだんはマッチで火入れするのですが、今回はお願いして古来からの火熾しの方法で火入れ式をしてもらいました。
火をおこすのはもちろん言いだしっぺの私です。
大勢の人が見守る中、緊張しながら火熾しに挑戦しました。
一度は火口に火種を移すもあえなく消えてしまい失敗。
何度か火きり棒をはじかせながらも2回目で火熾しに成功しました。
途中で諦めそうになったけれど、みんなのおかげで火を熾す事が出来て本当にうれしく、感謝しました。
原始の炎がかまどに入り、その火で玄米が炊かれました。
かまどで炊いたご飯が最高においしかったのは言うまでも有りません。
夜はTABOさんのライブがありました。
みんなで素敵な時間を過ごすことができました。
3日間という長いような短いような、とても充実した時間を過ごすことが出来て本当に楽しかったです。
ワークショップを提供してくれた皆さんと、一緒にかまどを作った仲間たちに感謝です!
ありがとお!
朝から幾度も泥を練り、何個も何個も泥団子をこねていきます。
かまどの火が直接あたる部分には、ひびが入らないように木灰を多めに入れて練ります。
最も難しいアーチの部分を完成させれば山を越えられます。
作業が進むにつれ、泥団子に小石を混ぜていきます。
こうすることでかまどに強度を持たせるのです。
形を整えながら、手作りの木のへらでたたいていきます。
泥団子を作るのも大変ですが、木のへらで粘土の塊を叩いていくのも大変な作業です。
何百個もの粘土の塊を幾度も貼り付け、たたいていきます。
まるで祈りに似た作業です。
一人一人の作った粘土をかまどに一体化させ、ひとつにまとめていく作業は
なんだか宗教的でさえあります。
そうこうしているうちにかまどはだんだんとその姿を現してき、まるで命が宿り始めたように見えました。
その日の作業も予定より遅くまで続きました。
手はしびれ、ほとんど感覚がないようです。
曲げるのもやっとの状態でした。
しかし、かまどを作るのはワクワクするような作業です。
後悔するどころか、途中で止めたくない、早く完成させたい!と、とても楽しんでいました。
3日目は仕上げの日です。
朝からがんばって、かまどの中を整えていきました。
残念ながら昼から用事が有り、夕方まで抜けることになりました。
用事を済ませて帰ってくると、そこにはきれいに仕上がったかまどがありました。
しかし、かまどが仕上がったからといって終わりでは有りません。
かまどのふたと、火棚という火事防止の棚を取り付けなくてはいけないのです。
かまどのふた。
内側にはねんどをはりつけています。
火棚。
火の粉が舞ってもこれがあれば火事にはなりません。
かまどの上に火棚を取り付け、神棚も付け終えるといよいよ完成間近です。
すべての準備が整ったら、いよいよ火入れ式です。
ふだんはマッチで火入れするのですが、今回はお願いして古来からの火熾しの方法で火入れ式をしてもらいました。
火をおこすのはもちろん言いだしっぺの私です。
大勢の人が見守る中、緊張しながら火熾しに挑戦しました。
一度は火口に火種を移すもあえなく消えてしまい失敗。
何度か火きり棒をはじかせながらも2回目で火熾しに成功しました。
途中で諦めそうになったけれど、みんなのおかげで火を熾す事が出来て本当にうれしく、感謝しました。
原始の炎がかまどに入り、その火で玄米が炊かれました。
かまどで炊いたご飯が最高においしかったのは言うまでも有りません。
夜はTABOさんのライブがありました。
みんなで素敵な時間を過ごすことができました。
3日間という長いような短いような、とても充実した時間を過ごすことが出来て本当に楽しかったです。
ワークショップを提供してくれた皆さんと、一緒にかまどを作った仲間たちに感謝です!
仲間の人も写真でみていても、なんだか味ある、面白い話をしてくれそうな人たちに見えます。
みんな戻って家にもかまど作るですかね?
でも、ほんと楽しそうでよかったですね^^
すごく愛着がわいたよ~。
周りの人はみんな素敵な人ばかりだったよ。
なんか、家族になったようでした。
家でもかまど作ろうと思ったけど、かなりの重労働だね。
これは仲間がたくさん集まらないとできないやーと思いました。
でも、いつかかならず作るぞ!と、密かな野望に燃えています。
パンとかピザとか、夢が膨らみます。
いつか石釜も作りたいね。
あー、やりたいことが多すぎて人生足りないかも。(笑)
貴重な体験をして来ましたねー
かまどそのものを作っちゃうなんて。。
父の実家にも、かまどがあります。
かまどで炊いたご飯は、炊飯器とは違うんですよ。
とって~~も美味しいんですよね~
素敵ー!!
しかも現役?
うらやましい!
こんどかまどのご飯食べに行きます。(笑)
それを聞いただけで、腕が痛くなりました。
でも、きれいなかわいいかまどなんですね。
火が入ると、暖かそう。
なんか、何を煮炊きしてもおいしそうに感じますね。
ワインもおいしそうでした。
飲みたかったなー。
当然、もうないですよね。
手作り万歳!ですね。
でも、一人で作るのは相当覚悟が必要です。
ほんとに何を煮炊きしてもおいしそう。
ワインはまだありますよ。(笑)
家ではあまりお酒を飲まないたちなので、ぜんぜん減りません。
お正月にでも飲もうかなー。
手作り万歳!(笑)
凄い芸術品にみえるから不思議ですね。
泥んこ遊び、粘土細工、焼物とか土をいじることは、無心になって熱中しますよね。
やはり縄文の血が騒ぐんでしょうかね。
これで、嫁入り道具も大分揃ってきた事だし、
後は・・・・