斑鳩の里には斑鳩三塔と呼ばれる塔を持つお寺、法隆寺、法輪寺、法起寺があります。
法隆寺は五重塔ですが、法輪寺と法起寺は三重塔です。
現在は周辺が宅地化されていますが、昔は遠くからでもこの三塔が田園風景の中に見えたのでしょうね。
法隆寺から歩いても来られない距離ではありませんが、夕暮れも迫っていたので、法輪寺の門前の無料駐車場に車を止め、先ずは法輪寺を拝観。
この三重塔は昭和50年に再建されたものですが、白洲正子著「十一面観音巡礼」には再建当時のエピソード、熱心な若い宮大工によって再建されたことが書いてありますね。
法輪寺のご本尊は薬師如来座像で、飛鳥時代の仏様ですから、法隆寺の釈迦三尊などと同じ渡来人の顔つきです。
ただ、白洲正子氏も書いていられるように、今やご本尊は中央に安置されている十一面観音立像でしょうね。4m近い大きな観音様で圧倒されます。
仏像の写真等は法輪寺のHPでご覧下さい。
少し遠方から塔の写真を撮りたいと、法輪寺の周りをウロウロしましたが、綺麗に色付いた大きな銀杏の下でカメラを構えて居る方を見つけ、後方より一枚撮らせてもらいました。
ただ、銀杏の下の方は既に山陰の中でした。
法輪寺から東へ500m程歩いて法起寺へやって来ました。
既に日は大分傾いて、拝観締め切り時間にギリギリでした。
法起寺のご本尊も4m近い大きな十一面観音立像で、収蔵庫の中で拝観出来ました。
西日に照らされる三重塔と柿の木。
この後、前日目星を付けておいた畑道へ歩いて行くと、既に多くのカメラマンが撮影中でした。
西の空には適度に雲があり、三重塔の綺麗なシルエットを撮影することが出来ました。
もう一枚、茜色の空に浮かぶ法起寺三重塔。
一見の客にしては良いシーンに巡り逢えました。
これも観音様のお導きでしょうか...
ホテルへ帰った頃はとっぷりと日も暮れて、ホテルの窓からはライトアップされた朱雀門が良く見えました。
いずれも2014年11月19日(水)撮影
法隆寺は五重塔ですが、法輪寺と法起寺は三重塔です。
現在は周辺が宅地化されていますが、昔は遠くからでもこの三塔が田園風景の中に見えたのでしょうね。
法隆寺から歩いても来られない距離ではありませんが、夕暮れも迫っていたので、法輪寺の門前の無料駐車場に車を止め、先ずは法輪寺を拝観。
この三重塔は昭和50年に再建されたものですが、白洲正子著「十一面観音巡礼」には再建当時のエピソード、熱心な若い宮大工によって再建されたことが書いてありますね。
法輪寺のご本尊は薬師如来座像で、飛鳥時代の仏様ですから、法隆寺の釈迦三尊などと同じ渡来人の顔つきです。
ただ、白洲正子氏も書いていられるように、今やご本尊は中央に安置されている十一面観音立像でしょうね。4m近い大きな観音様で圧倒されます。
仏像の写真等は法輪寺のHPでご覧下さい。
少し遠方から塔の写真を撮りたいと、法輪寺の周りをウロウロしましたが、綺麗に色付いた大きな銀杏の下でカメラを構えて居る方を見つけ、後方より一枚撮らせてもらいました。
ただ、銀杏の下の方は既に山陰の中でした。
法輪寺から東へ500m程歩いて法起寺へやって来ました。
既に日は大分傾いて、拝観締め切り時間にギリギリでした。
法起寺のご本尊も4m近い大きな十一面観音立像で、収蔵庫の中で拝観出来ました。
西日に照らされる三重塔と柿の木。
この後、前日目星を付けておいた畑道へ歩いて行くと、既に多くのカメラマンが撮影中でした。
西の空には適度に雲があり、三重塔の綺麗なシルエットを撮影することが出来ました。
もう一枚、茜色の空に浮かぶ法起寺三重塔。
一見の客にしては良いシーンに巡り逢えました。
これも観音様のお導きでしょうか...
ホテルへ帰った頃はとっぷりと日も暮れて、ホテルの窓からはライトアップされた朱雀門が良く見えました。
いずれも2014年11月19日(水)撮影
適度に雲があってお天気が良かったので、全くラッキーでした。
塔のある風景は関東ではあまり見られないので、やはり京都や奈良は魅力的です。
コスモス最盛期にも行って見たくなりますね。
もう一度観音様にお願いしてみますか...(笑)
更に、その塔が田園風景の中で遠くから見られれば申し分有りません。
写真はやはり朝夕の角度の低い光線で撮るのが一番ですね。
ここは夕方にして正解でした。(^-^)
この地には、やはり茜空に浮かぶ塔が似合います。
撮影場所は、お立ち台だったんですか!?(微笑)
美しい斑鳩の塔が、秋の夕陽で一段と美しく見えます。
夕焼けバックに見る三重塔はいかにも斑鳩にイメージです。
まさに観音様の御利益でしょうか、きれいに染まって良かったです。
拝観終了間際が功を奏し?西日や夕陽を背後に受けてのシルエットは、たとえようもありません。
それに、ライトアップされた朱雀門、現代人ならではの贅沢でしょうか。