大滝寛のブログ

演劇を中心とした大滝寛の活動報告。そして釣りのことなど。

年の瀬

2010-12-27 19:37:23 | Weblog
今日は座の大掃除でした。私は仕事で勘弁してもらいました。

毎年大掃除のあとみんなで近所の浅野屋さんへ行きお蕎麦を食べるのが楽しみでしたが今年は叶わずでした。
もっとも浅野屋さんへ食べに行く前は今は立ち退きでなくなった武蔵屋さんでした。

武蔵屋さんの頃は出前してくれていました。
もりやの1階にテーブルを並べて次々とやってくる天ぷら蕎麦をワイワイ言いながらいただきました。



夕べ感謝祭の片付けのあと少し飲みました。
家に帰ると12時を回っていて、思いの外楽しい時間を過ごしてしまったようです。

朝起きたら喉がガラガラしていてすこーしハスキーです。
思いの外楽しく喋ってしまったのかも知れません。反省。


写真は仕事先のスタジオのロビーに飾ってあった雪ダルマと門松。
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文学座感謝祭!

2010-12-27 14:41:10 | Weblog



始まる前に持ち場に着いた、バーコーナーのイケメンズ。
それぞれの担当部門を充実させようというなみなみならぬ気合いで立ち並ぶ。

アトリエ記念Tシャツを着て来てくれたお客さま。

伝説の豚汁、歌謡ショー。戌井先生への思いを形を変えてみんな精一杯やりました。

最後、江守徹先輩の話に胸が熱くなりました。

来年もどうぞよろしくお願いします。
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初日二つ

2010-12-17 23:19:36 | Weblog
昨日はタイニイアリスで里村さんの「三下」を。今夜は小竹向原サイスタジオでテアトロサンノーブル「この星にともる光」を見ました。
どちらも初日。封の切りたてのホヤホヤの、舞台に出会えるのは贅沢なことだ。

やりたいことをやるために自ら企画を立ち上げた舞台であることも共通している。

我儘にやりたいことを実現していくことは並大抵じゃないだろう。

でもその喜びもその道を歩いた人にしかわからない。リスペクト。
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とても悲しい

2010-12-16 01:40:05 | Weblog
戌井先生が今日亡くなりました。

深く悲しいです。先生肺炎の知らせは聞いていました。

先輩たちはこの気持ちをどうしてるだろうか?

戌井先生の演出による舞台に初めて出たのは30を過ぎたころでした。

その頃の戌井先生は文学座の権威そのもののような怖い存在でした。

杉村春子先生のいる稽古場は、それはそれは緊張感漲る稽古場で、演出の戌井先生も大変怖かった。
たいていは演出助手の黒木さんが細部を指揮し、戌井さんが直接我々にモノを言うことはあまりなかったくらい。

短気そのもの。
ちょっとでも口答えでもしようものなら「つべこべ言わずにやってごらんよっ!」
と机を叩かんばかりに怒鳴られました。

芝居がやりたくて若い仲間で集まって芝居をやった時には劇団の集会で「これは分派活動だっ!」と 机を叩いて強い不快の意を示されたこともありました。

ピリピリした日々を経て、「おい!」でも何でも少しは呼ばれるようになり、時には名前で呼ばれるようになり、着物の芝居の時の衣装合わせで「お好みは?」 と私の好き嫌いを聞かれた時にはひっくり返りそうになりました。

「やってごらんよっ!」から「そのうちやるんでしょ」という柔らかい表現になるまでには長い時間と何本もの舞台を経た後のことでした。

坂東玉三郎さんの舞台「ふるあめりかに袖はぬらさじ」に紹介してくださったのもおそらく戌井先生だったのではないでしょうか。

杉村先生から平淑恵にバトンタッチした「女の一生」も長く先生と接した舞台です。
先生は少しわかるようになってはじめてダメ出しのようなことを言われるので何か言われるのは2年位たってからということもありました。
それまでは大体、「もう一回やって下さい」「そこに座って」「もっとゆっくり言いなさい」「違いますね!」
そんな感じです。
多くの先輩、仲間達から戌井先生の話を聞きたいです。

たまたま一回だけ二人で喫茶店で珈琲を飲んだ。

三越の前の蕎麦屋で終演後天ぷらそばを食べていたら先生がやってきて「お、粋なことしますね。生意気ですね」
と言われて恥ずかしかった。

今は深く悲しい。
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信濃町もりやビルで

2010-12-04 17:46:47 | Weblog
ハロルドピンターの「灰から灰へ」(文学座研修科演出部自主発表会)を見る。

演出を勉強してる研修生(的早くん)が 座員とともに芝居を作るという勉強会。

つまり研修医が本物の患者さんに治療の研修をするみたいな。ちょっと違うか。

こういう言い方をすると役者の目が輝くだとか、ヘソを曲げられてどうにも進まないとか、そんなことか。ちょっと違うか。
題材として選んだ作品がピンターでその中でも、難解なモノを選んだところが面白い所だ。

解りやすいものでは演者は勝手にやりかねない。
不確かなものだとその点演出の方向性に委ねざるを得ないからだ。
ちょっと違うか?
沢田冬樹も太刀川亜希も、感覚的な人だから面白い稽古だったろう。

でも本当のところ何故この作品がやりたかったのかぜひ聞いてみたい。
散りばめられたサスペンス?

不確かな男女の関係? 

何か戦争の、アウシュビッツの、ユダヤ人の、そんな匂いもしたのだが。

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2010-12-02 15:11:53

2010-12-02 15:11:53 | Weblog


文学座へ行って中村君、塚本さんに会う。

今日は沢山の書物に囲まれて相談。
いちょう祭りStを通って授業へ。

師走のイルミネーション。
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