大滝寛のブログ

演劇を中心とした大滝寛の活動報告。そして釣りのことなど。

週末観劇記

2010-11-29 21:54:08 | Weblog
土曜日昼文学座公演「くにこ」
夜林田一高くんの「トリアージ」
日曜日「やけたトタン屋根の上の猫」を観劇。

劇場でこの二日、同じ観劇行動を取った演劇ファン二人に会った。

なんて偉いんだろう。かたや高知、かたや大阪。

偉いといえばテネシーウィリアムズは、そしてこの芝居は登場人物の深い事情にたどり着くまでじっくりと時間をかけて描いているところが偉いところだ。劇場にでも行かなきゃ、出来事があっという間に流されていく世の中だ。
遺産相続であのうちゴタゴタしてるらしいよ。アル中の息子、もうちょっとしっかりしてくれたらねえ。でも、彼、無茶苦茶かっこいい。
なんて噂話でおしまいだろうから。
家族の物語、父と子、夫婦。同性愛について、せりふの応酬と観ている私とが一緒に議論をしたような充実した時間でした。
「くにこ」
中島さんの戯曲とお馴染みのメンバー。
みんな、やる。潔い演じっぷリ。

こっちも家族、夫婦、男と女のハナシだった。

じっくりやらないところが今なのかな。

もう何度もぷっと吹き出してしまいました。かわいくて少し哀しい。

面白いのでぜひ観てください。

カラムとセフィーで一緒だった、郁子ちゃんと亀と鬼頭ちゃんがもう見事に違う世界を生きていて、ホントタフな人達だ。

そして林田くんの作、演出、ほとんど主演の「トリアージ」
もうやりたいことやって、いっぺん喋ってみたかった、みたいなセリフが満載。文句あるか?オレのホンだあ。と、いう傲慢さが魅力。

みんなかっこよく描かれている。
電車脱線事故をもとにした、医療チーム、レスキュー、記者、鉄道社員、被害者と遺族、が次々と重層的にテンポよく登場、展開される。

次もなんか観たくなるような。
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神宮外苑のいちょう祭り

2010-11-25 11:57:41 | Weblog


散髪をした。
舞台は暫らくないのでさっぱりすればいいだけなのだが、久保田万太郎の時やったツーブロックというのを勧められたのでそうしてもらうことにした。耳の横や襟足はさっぱりで、でも上の方は長さが保たれている。
坊っちゃん刈り?
そう、これは多分坊っちゃん刈りだと思う。結果的に。

頭寒い。

歩いて仕事場に。外苑でいちょう祭りやってますよ。と散髪屋さん(ヘアーサロンともいう)に聞いたので寄り道。
ずっと信濃町にいるのにそんな祭り知らなかった。

屋台が出て、みんなで来たら楽しそうだ。

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授業やってます

2010-11-23 18:50:42 | Weblog
昨日から表参道で授業やらせてもらってます。
実習です。いろんなことしてます。若い人はいいです。フレば面白い日常を話してくれます。

自分の若い頃はどうだったんだろう。
どう見えていたんだろう。
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寒いー釣行

2010-11-21 12:56:08 | Weblog


油壺、小網代湾に行ってきました。20日の土曜日に行けそうになったので今村俊一君に連絡するも「残念。予定があります。」とのことで。前日じゃ、そりゃ無理だな。

その日、信濃町で中村彰男君と木津君に会いミーティング、そのあと軽く一杯。
のつもりが5時間ほど。ちっとも軽くじゃないじゃない。(笑い)(泣き)

で、帰って釣りの支度をして少し寝て朝6時出発。

三浦縦貫道を下りたところで釣具屋さんへ寄り、錘、餌を調達。
あるとおもった30号50号の錘が前日見当たらなかったからだが、こういうとこのは値段高いっ。

釣竿も修理に出していて主戦のライトタックル用のがなく、30号の竿を持っていったのだが、やっぱりこの辺からその日のちぐはぐなことの始まりだった。
8時頃ボート屋さんに着いて海に出る。

風と多少の揺れ、行ってみたい目標地点近くまで30分位漕ぐ。
支度をしたが揺れで気持ち悪い。そうです。私は船酔いに弱いのです。あてにしていた水深計つき両軸リールも調子悪い。

寒いし、こりゃーリタイヤかーと弱気になってると置竿がガタガタ音をたてる。

サバかと思ったらソーダカツオでした。
上の方で、かかってきちゃった、感じです。
それから狙いの魚の一つ、カワハギを釣ったけど、早めに安全地帯まで撤退しようと1時半に移動、そのまま上がりました。
ボート釣りはシンプルかつ手際の良さが肝要の巻。
コメント (2)
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平沼高校山岳部、復活

2010-11-05 00:40:37 | Weblog



11月3日、30何年ぶりに、山岳部の同窓生U君とで富士山や遠く南アルプス、八ヶ岳などが見渡せる三つ峠へ行ってきました。
(ゲストにうちの嫁)
毎年のように行きたいなあとお互い言っていたのですがついに実現しました。

先日『カラムとセフィー』を見に来てくれたU君。

彼の立てたプランはガイドブックには途中までしか出ていません。
河口湖側から入り中央線笹子駅方面へ下りるルートです。
素晴らしい眺望、人出が少ない、
ほどよく冒険心をくすぐられる。
こだわりのU君らしい計画でした。
面白かったけど初心者及び昔の経験者には大変やりがいのあるコースでありました。

実際、途中のんびりしすぎたうえ思いの外、下りに足をとられた私達は、真っ暗な林道をたっぷり歩きましたし。
大学でも山登りサークルにいたU君の知識とGPSが大変役に立ちました。

翌日。いい空気に身体が喜んでいるのがわかります。
筋肉痛、スジ痛、特に階段の下りになると笑っちゃうくらいヘナヘナです。

帰りの電車で飲んだビールが格別だったのは言うまでもありません。

また行きたいです。
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俳優座劇場の「家族の写真」 を見た

2010-11-01 23:59:43 | Weblog
初演以来だけどやっぱり暖まる舞台だった。

サンタクロースが次々とツリーを持ってやってくるところは、うんと寒い夜においしいお酒を飲んだうえに、新しく友達が出来たような幸福感がある。

4人が、「嘘から出たまこと」をチャーミングに演じてくれる。

石田圭祐さん、日下由美さんと終演後話をさせてもらったのだが、ディケンズをちょっと読みたくなった。
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