カフカの前に新国立劇場へ行って『異人の唄、アンティゴネ』を拝見。地元の漁村の人、もしくはカラスたち。つまりああコロスだ。登場人物が象徴的に描かれているので頼りになるのは父とか娘とかいうシンプルな関係だけ。砂と櫓だけの舞台に関係だけ与えられた俳優が対峙するわけだ。
でも僕は北原ミレイの石狩挽歌が聞こえてくるような、『物語』に期待してしまった。
神々の悲劇を日本限定で展開するにはどんな仕掛けが必要なんだろう。
でも僕は北原ミレイの石狩挽歌が聞こえてくるような、『物語』に期待してしまった。
神々の悲劇を日本限定で展開するにはどんな仕掛けが必要なんだろう。