新国立劇場のメリークリスマス

舞台は夢、コルネイユの舞台を見に行く。
新国立劇場中劇場は円形舞台で回りを囲む客席がしつらえられている。いつもこの大きな空間と格闘するこの劇場の壮大な試みは、次はどんな仕掛けを孕んでいるのか、やっぱりとても気になるのだ。
今回は空間の大きさに立ち向かう俳優たちの一進一退の戦いをつぶさに見ることができた。
紀伊國屋演劇賞をとった我らが先輩金内喜久夫先輩の登場。怪しげな物語の始まりに期待が膨らむ。
高田聖子さんはやっぱり凄い。会話が弾むし空間を支配していた。

堤さん、段田さん、エネルギーのある人たちが空間と格闘していて、その様に羨望するのだ。