高千穂から延岡に出て国道10号線を大分の臼杵港へと向かう。そこからフェリーに乗り込み豊後水道を渡り、八幡浜港に着く。 この絵は佐田岬の付根付近、八幡浜港にさしかかる。愈々四国に上陸となる。そして一路南下して宇和島藩伊達10万石の城下町へ・・・!
地理的な場所を下図でとくとご参照されたい、その昔現在のJRが国鉄と云った時代に、日本の終着駅 と謳われた駅を持つ南予・宇和島は、高知県との県境に近い場所なんです。 四方を海と山に囲まれた何とも長閑な城下町でした。
八幡浜港から約40分ばかり走ると到着、昔と違って道路事情が格段に良くなって交通量は増えてもさしたる渋滞もなくスイスイと快適に走れるのでした。
奥州仙台伊達藩の嫡子・秀宗公が徳川幕府により移封され、10万石の城下町として栄えた小さな南予の土地柄であります。 海の幸、山の幸に恵まれ気候温暖で人々ののんびりした性格はこの様な佇まいから育まれたものではないでしょうか・・・?
街の中心に聳え立つ天主閣は、築城の名手・藤堂高虎によって400年ほど前に築城され、鶴島城とも云われてます。この1枚はその昔筆者が子供の頃よく遊んだ愛宕山からの景観ですが、街並の様子はその当時とはすっかり変わり果て、その面影はあまりなさそう?
哀愁を帯びた旋律の“八つ鹿踊り” は仙台のそれとは違って優雅に舞う少年たちの歌声は観る人たちを和ませてくれる宇和津彦神社(一宮様)秋祭りの定番です。
このキルティングは、N氏の奥様の素晴らしい傑作を撮らせて頂いたもの!
街の後方に聳える鬼ヶ城や毛山、泉が森など懐かしの山々が秋空に変わらぬ雄姿を覗かせていた。 子供の頃、よく登ったものです。“兎追いし かの山-・・・”
竜華山等覚寺 山門(楼門)、藩主伊達家菩提寺の一つである、この寺の境内でもよく遊んだものだ。この辺り一帯は数々の名刹が見受けられる所です。