昨日は梅雨の晴れ間を縫って都内下町の方へ出かけて来ました。 この処の外出は前日の天気予報を当てにして、いつもの愛機を片手に電車を乗り継いで毎度の花撮りに出向いたのでした。 訪ねた先は、墨田区東向島にある「向島百花園」なのです。都立の庭園を訪ねるのは昨年来暇に飽かしての徘徊の一環で、折に触れ時期の花など鑑賞に出かけるのでした。 嬉しい事に入園料が高齢者は半額でして、此処も70円也の代金で入園・・・!
一応、国指定名勝・史跡の冠がパンフレットに書かれていました。都立文化財9庭園の一つですが、これまで何ヶ所かの庭園を見て来たのですが、此処は些か他の庭園とは変わっていまして、観葉植物類の手入れなど余りされていないと云うか、正に自然の侭の佇まいで観る人の眼を和ませてくれる様な落ち着いた雰囲気の庭園なのでした。
園内の花もこれと言った時期の花と云う様な訳でもなく、季節に咲く花々が小径の周りに密やかに咲いていたのでした。
例に由りまして花の名はこの紫陽花などは存じていますが、その名も知らぬままに目についた花々を歩きながら
撮ってきたのでした。ご存知の方にまたお教え頂かねばと思いながら暫しの園内散策を楽しんできた次第でした・・・!
この白い花は、撫子ですよね? 白い色は珍しいのでしょうか・・・??
この辺りになってくるともうわかりません・・・、花の下に名札が立っているものもあるのですが、筆者にとっては
花の名よりもその可憐さや花の美しさを探して撮っているものですから、花の名は二の次なのです・・・!
園内至る所に梅の木があり、梅の木にも夫々”??加賀”などと云った名前がついていましたが、見分けがつきません。(*_*;
今年は梅の豊作なのでしょうか、結構どの木も実が沢山生っていました。収穫しないのでしょうかねー・・・・??
この黄色いユリ科の花はキスゲでしょうか・・?
この薄紫の花は桔梗ですよね、こんなにいっぱい咲いていましたよ、蕾は白いんですねー・・・!
こちらの ” 日本橋 ” と彫られた欄干ですかね、これはその昔にお江戸日本橋の石橋に架け替えられた折の
ものらしいのですが、いつ頃此処に持ってきて残されたのか定かでないように書かれていましたかね???
園内には名だたる文人墨客の俳句等残されていました、かの有名な芭蕉の句も有りましたよ。
この地には明治以降の文人が多数住んでいたようですねー・・・!
園内には茶店もありまして、何と生ビールなども売っていまして、筆者は熱い珈琲を飲んで一休み・・・!
傍に幾つもの甕があり、覗いてみるとこの様な色のメダカが泳いでいました。 一寸珍しい種のメダカなんでしょうか・・・??
そんな庭園内の花を愛でて暇な時間を楽しんで来たのですが、この続きもまた次回にしたいと・・・、
なにせ撮った枚数が多いもので、編集に手間取り全部一度に載せるのは些か大変なものですから・・・・!