この旅の結末を早く書き上げなければと思いつつも生来の無精者でして、本日まで延び延びになってしまいました。 そうこうする内に早や秋風も吹いて来ようかと思えるような昨今の涼しさに、慌てて撮り溜めていた絵をチョイスして載せてみました。 最初の此の絵は高台に位置する宿から眺めた諏訪湖畔の夜を、カメラをブレさして遊びの絵です。湖畔沿いの家々の灯りなどこんな感じに・・・!
そして翌朝・・・、同じ場所から撮った眺めです。 この日は帰路につく為忙しくなりそうでした。
諏訪湖畔に聳えるこの天守は、諏訪氏一族の居城だった高島城です。 近代になって復元した
お城なので城郭的な価値はなさそうですが、縄張りなどは中々立派なものでした。
冠木門から角櫓を堀沿いに臨む此のお城は難攻不落の水城と謳われていたのでした。
そしてこの頃の城壁は自然石加工せずにを積み上げた野面積みの石垣だったそうです。
冠木門へ通じる橋の上から眺める天守台・・・・、堀の水も静かに夏の日を浴びて諏訪の湖を
眺めやるひと時でした。
此方は、諏訪大社上社本宮の、諏訪造りと云われる本殿のない建築様式なんだそうです、
周りを鬱蒼とした樹木に囲まれた荘厳なお社でした。
四隅の一画に祀られている御柱・・・、根元にいる家人と高さを見比べてみて下さい。
又隣りの立派な関取は、雷電為衛門の像なのですが、顔や体型は現代の名横綱を手本にして
制作されたと記してありました。
此の大太鼓の謂れをよく視てきませんでした、大鼓の桐周りにこの様な見事な竜の絵柄が
描かれている太鼓などとても珍しいですよねー・・・・!!
また、この太鼓の皮は、牛一頭の一枚皮だそうです。凄いものですねー・・・・!
所変わりまして、此処は蓼科高原の八ヶ岳の一画、ヴィーナスラインを走り登って久し振りに訪ね来ました。 以前にも此処のピラタスロープウェイに乗って山頂の坪庭など散策した事もあったのですが、一寸立ち寄ってみました。 下から眺めると厚い雲に覆われて山上は雲の中みたいでしたので、今回は乗らずに休息だけして帰って来たのでした。 建物は一寸スイスのシャレー風で、好い感じ・・!!
此のロープウェイの乗車人員は確か100人を一度に載せて上下するのです。
今回は些か尻切れトンボみたいな終わり方ですが、この後最寄りの中央道高速インターチェンジに下って其処から一目散に我が家へと帰り着いたのでした。 今回の走行距離;700Km あまり走りませんでしたねー・・・? そんな事で8月終わりの日に越後路と信州の旅を終わります。