気が大きくて気が弱いデザイナーの会社設立日記

大学在学中ですが、京都で「建築&ウェブ」のデザイン会社を友人4人で設立しました。

京都:東福寺

2005-10-16 17:15:26 | 気になる建築
さてさて、京都ももうじき紅葉シーズンになり、また町中に人がごった返す季節がやってきました(^.^)今年は忙しくてもいくつかは見に行こう!と思っています。
写真は3年前の東福寺。今年の写真じゃないのでご注意を(..;)
東福寺は紅葉の名所ですけれど、この年の紅葉は東福寺だけでなく京都中、本当にキレイで当たり年だったと思います。恥ずかしながら、この時が初の東福寺でした。私はもちろん紅葉目当てでもあったのですが、写真2・3枚目の市松模様の方丈庭園もすごく楽しみでした。この市松模様、本当にいろんな京都の写真集などに登場していますよね。桂離宮の市松模様のふすまと並んで、かなり有名な建築関係の市松模様に入るのではないでしょうか。実際に見ると、市松の石よりもずいぶん高く、こんもりとふくよかな感じで苔がかぶっていて、やわらかい印象でした。また気がついたのは、石の角と角がくっついていないんですね。角と角がひっついた方眼のようになっているわけではない。それが絶妙な間というか、窮屈でない感じを作り出しているんだなと思いました。また手前から向こうに行くに従って、石がまばらになっていきます。あたかも石が動いて散っていったかのような動きのあるデザインだと思いました。やはり昔の日本のセンスには、本当にいつも驚かされますね。

撮影日:2002年11月24日