花の名。

らんまりのラクガキ。。。

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旺ちゃんの病気があったから
たくさんのママたちと出逢ってきた。


最初の頃は
あの笑顔のわけがわからなかった。


全ての人に
それぞれのエピソードがあって
闘い抜いてきたからこその笑顔。

子どもの病気について
把握しているんだろうかと
疑問を持ってしまう程の笑顔。

そんなこと嫌って程
わかっているに決まっている...


親が子どもにしてあげれることなんて
たかが知れている。

『無力だ』と
幾度となく痛感してきた。


病気と闘っているのは子どもなのに
その子の笑顔に救われ
だからこそ
自ら強くなることを決意する。

無力だと知りながらも
目の前に守りたい命があるから。


誰にも心配かけまいと
夜身をひそめ声を殺し
体をふるわせながら泣いている母親。

笑顔の奥に見える真の姿。

その時だけは母親の顔ではなく
幼い子どものよう。


心の中でボロボロになりながら
笑っていられる強さ。

その強さ故に頑張りがきいてしまう。

心が引き裂かれれば引き裂かれる程
笑顔でいようとしてしまう。


頑張りがきく人ほど
心配なものはない。

 

笑顔の裏で涙を流す

たくさんのママたちを遠くから見ながら

そんなことを思っていた。

 

泣きわめくことができる人の方がまだ
心配いらない。


「神様どうかお願いします！」
って言いたくなくなる。

頼りになるのは神様じゃなくて
目の前で闘っている子ども。

信じるものは神様なんかじゃない。
病気で闘っている子どもたち。


きっと全てのことに
意味はあるのだろう。

それでも
「こんなに試練を与えなきゃいけないの？」
とケンカ売りたくもなる。


それでも
プレミアな心臓をプレゼントされた
こんなに可愛い子を
授けてくれたことには感謝している。


それから自分の子どもが
病気だったから出逢えた
仲間がいる。

『子どもの状態が悪いことを知らせたら
あのママだって大変だろうし
こんなこと言われたって困るかな...』
なんて
自分が1番きついときでも
周りの人の心を気遣うママ。

報告を受けた方のママは
自分の子どもの酸素ボンベを抱え
車を飛ばし
そのママが喜びそうなお菓子を持って
高速ぶっ飛ばして
駆けつけてきてくれる。

そんな仲間に出逢わせてくれた。

『神様ありがとう』
って言ってしまうじゃない。


神様はずるいよ。


いつか神様に逢えるような日が来たら
とりあえず・・・

呼びだす！（≧∇≦）


全て納得のいく説明
出来ないなんて言わせないから！


その答えもいずれ自ら
導き出してしまうかもしれないけれど。

それがこの試練の
『意味』なのかもしれないな。



小さなピンク色の花が咲く。


1人の女の子が勝ち取った命。

笑顔の似合う
優しいママの側にいたい一心で
乗り越えた。


勝ち取った命。
一緒に守りたい。

どうか負けないで。



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