避難用リュックサックに入っていた、意外にたくさんの物を、処分したり、まだ使えるか
確認して入れ直したりしながら、以前、阪神淡路大震災にボランティアで行った人の話を
思い出しました。
もうずいぶん昔に聞いた話なので、うろ覚えなんですが、とにかくああいう災害時は、
非常時で異常時なわけです。
だから、ただでさえ、身も心も、ものすごく緊張して不安で、ストレスでいっぱいの状態である。
そんなただでさえ「異常で非常」の時、非常食のような「日常でない非常のもの」を食べるのは
すごく過酷なことじゃないか、っていうようなことを聞いたおぼえがあります。
避難所で、小さい子が、地震で恐ろしい思いをした上に、ふだんと全然違う環境に突然入れられて、
泣いて眠らない。
その時、母親がとっさにリュックにつめこんだであろう、いつもその子が抱いているぬいぐるみを
渡したら、とたんに安心した様子でそのぬいぐるみを抱き、ぐっすり眠った・・・という話や
頭が真っ白になっている状態の人が、いつも飲んでいるティーバッグでお茶を飲むことで
ほっとして、自分を取り戻した話とか・・・
異常な非常事態の時に、できるだけ「いつもの感覚」を取り戻す工夫が必要なんだなぁ、
ということを思い出しました。
それが、落ち着きを取り戻し、ストレスに打ち勝つことにつながるんでしょうね。
確認して入れ直したりしながら、以前、阪神淡路大震災にボランティアで行った人の話を
思い出しました。
もうずいぶん昔に聞いた話なので、うろ覚えなんですが、とにかくああいう災害時は、
非常時で異常時なわけです。
だから、ただでさえ、身も心も、ものすごく緊張して不安で、ストレスでいっぱいの状態である。
そんなただでさえ「異常で非常」の時、非常食のような「日常でない非常のもの」を食べるのは
すごく過酷なことじゃないか、っていうようなことを聞いたおぼえがあります。
避難所で、小さい子が、地震で恐ろしい思いをした上に、ふだんと全然違う環境に突然入れられて、
泣いて眠らない。
その時、母親がとっさにリュックにつめこんだであろう、いつもその子が抱いているぬいぐるみを
渡したら、とたんに安心した様子でそのぬいぐるみを抱き、ぐっすり眠った・・・という話や
頭が真っ白になっている状態の人が、いつも飲んでいるティーバッグでお茶を飲むことで
ほっとして、自分を取り戻した話とか・・・
異常な非常事態の時に、できるだけ「いつもの感覚」を取り戻す工夫が必要なんだなぁ、
ということを思い出しました。
それが、落ち着きを取り戻し、ストレスに打ち勝つことにつながるんでしょうね。