アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

夏のうた

2018-07-22 12:53:54 | 日記
今日も朝から暑さマックスですね。

蝉の声か 耳鳴りなのか わからない
汗の流るる 七月の朝

             更年期心のうた


嫌なことも 思い出せない 猛暑かな
これはこれで 良いとぞ思ふ

            結婚35年心のうた

おそまつさまでした

猛暑で外出できない・・・

2018-07-20 16:10:00 | 日記
ここ連日、35度を超える猛暑が続いています。

皆さまはお元気ですか?

とにかく熱中症対策を十分行って、倒れないようにがんばりましょう。

午前中には、市の防災放送で熱中症への注意呼びかけがあり、運動や外出を控えるようにと
アナウンスしておりました。

NHK朝の「おはよう日本」でも、毎日「外出は控えて」と言っていて、今朝は、その言葉を言わねばならない異常さを
アナウンサー自身が口にしていました。

日中の外出を連日国民に呼びかけるなんて、戦争や内戦やクーデターの時の戒厳令みたいだよね・・・
と、私も思いました。

ああ、これってもしかしたら、異常気象という名の、地球のクーデターなのかも・・・と
暑さでぼおっとした頭で考えました。

ああ、ありえるかもや。

では、この先この状況に平和的解決なんてことができるんでしょうか。

いや、できなきゃいけないのですが。

できなきゃ、人類やばいのですよね、誰がどう見ても。

異常高温、火山の大噴火、海面上昇、氷山の崩落、年々巨大化する台風やハリケーン・・・

地球規模でここまできてしまって、私なんかに何ができるの?

政治家や大企業が乗り出してくれなきゃ、こんなちっぽけな自分なんかにできることなんて
何も無い。

そう思ってしまいますよね。

そうすると、すごい絶望感を感じてしまいます。

いや、でもあるはずだわ、きっと。

個人でも出来ることが。

うん。

地球を、マグマや溶岩や土や水でできているただの塊、ただの惑星という巨大物質だと思ったら、
かなり絶望的かもしれません。

でも、人の想像を超える叡智をたくわえた、巨大な超生命体だととらえたら、私たちには
ひとりでもできることがいっぱいあるような気がするのですよ。

ステキすぎる自由塗り絵

2018-07-14 19:12:34 | アートセラピー
今日アトリエにお絵かきに来て下さったのは、20代後半の女性です。

生まれつき足が不自由で、車椅子の生活ですが、心は自由です。

想像力も創造力も抜群に豊かな彼女には、私が用意した塗り絵より、自分で塗り絵を作った方が
楽しいだろうと思い、画用紙と鉛筆、消しゴム、黒のサインペンを渡して
「自由に塗り絵を作ってみて」
と言いました。

すると、大きくうなずいてニッコリ。

しばらくすると、こんな可愛い絵が出来上がりました。



画用紙のサイズはそんなに大きくないのです。

B6くらい。どういうわけかその小さいサイズの紙を選んでました。

つまり、すごく濃密な画面なわけです。

で、夢中になって塗った作品がこちら。



「おお!」って思いますよね。

よくこんな塗り方ができるなぁ・・・なんて楽しそうなのかしら。

彼女は、「自分はもう20代後半でいい年なんだから・・・」なんていうつまらない考えは、一切持っていません。

描きたいように描く。どんどん描く。とにかく楽しむ。

そうすると、こんなに無邪気で、見る人を和ませ笑顔にする作品ができるんですね。

そして、来た時より格段に輝く笑顔になって、元気に帰ります。

帰ってから、その絵を見たご家族とたくさん会話が弾んで嬉しい、とメッセージも届きました。

自由に描く絵、万歳!!


自分の本心を知る3つの問いかけ

2018-07-11 12:56:43 | 心や気持ちのお話
昨年から、体調が不安定ということもあって、人と会うのがすごく苦手になってしまいました。

約束した当日の朝、もし頭痛やら何やらの症状が出てしまったらどうしよう・・・
そう考えると、約束ひとつ怖くてできなくなってしまって。

もともとそんなに社交的な方でもないし、一人でいるのが辛いというタイプではありません。

むしろその逆。

先日、アメリカ発祥で今密かに流行っているらしい「16Personalities 」っていう性格診断テストをやったら、
なんと私は、外向性3%、内向性97% って出てしまったの!

げへー、なんと極端な性格でしょう。

しばらく前から、人と会って食事をしたり出かけたりすると非常に疲れることに気づいていたのですが、
昔はそれほど疲労感は感じなかったし、体調のせいだろうと思っていたのです。

が、真実は違ったのかもしれません。

他者に気を遣う性格、サービス精神旺盛な性格のため、自分の体調や本心を封じ込めて、
自分さえも騙して、楽しい時間を過ごすふりをしていただけなのかもしれません。

でも、もうそれはイヤだよと身体が言い始めたのかも。
もういい加減、やめましょうよこんなのって。

だから、こんなに疲労感を感じるようになったのかも。

でもやっぱり
「いやいや、こんな人嫌いの偏屈ではいかん。そのうち友達がいなくなってしまうよ。それまずいよ。」
とささやく自分もいるわけです。

で、食事やイベントのお誘いを受けるたびに、自分に3つの問いかけをするようにしました。

「そこに行きたい?(その人に会いたい?」

「そこには行きたくない? (その人には会いたくない?)」

「それとも、行った方がいいかなぁ (会う方がいいかなぁ) と考えている?」

のどれにあてはまるのかと、我が心に聞いてみたわけ。

すると、なんと3番目が圧倒的に多かったのです。

素直にストレートに「行きたい!」「会いたい!」っていうより「行っておいたほうがいいかなぁ」「会っておいた方がいいかなぁ」
という理由というか感覚で行動していたのが、今までの私だったのねー。

で、さらに考えると「行った方がいいかなぁ」の後には「ホントは行きたくないけど・・・」が隠れていたりするのですよね。

うーむ、これを無意識に何年もやってたらそりゃ疲れるよ。
これはやめたほうがいい。

この3つの問いかけをするようになって、私は、むやみに誘いにのって出かけることは激減しました。

また、人を誘うことも激減しました。

結果、本当にひとりぼっちの時間が圧倒的に増えましたが、不要な緊張感や不安感も圧倒的に減りました。

穏やかな時間が増えたわけです。

そして、完全ではないにしろ、本当に行きたい所にだけ行き、本当に会いたい人にだけ会うようになってきました。

今、楽です。

これでよいのだ。


親子で塗り絵

2018-07-07 18:59:07 | アートセラピー
今日は、平塚市美術館で親子向けアートセラピーワークショップを行いました。

参加者は、そんなに多くはなかったのですが、なんというか部屋中にエネルギーが充満している感じ。

といって、騒がしいとか賑やかという感じでは全くないのです。

みんな無口で無言。

でも、子どもも大人も、塗ってる集中度と、自分の作品への愛着が半端ないのです。

濃いよ~ すごいよ~ すんばらしいよ~!

こちらは、小学校1年生から6年生までの子どもさんの作品です。











お母さんの作品の一部です。







お孫さんの付き添いで参加されたおじいちゃん方の(お二人とも72才)作品です。





見てるだけで楽しいね。