マンションの設備と管理

大規模修繕やマンションの設備管理や日常の出来事にかかわる事柄をつれづれなるままに、綴るブログです。

当事務所の大規模修繕工事の進め方

2021-03-02 17:02:00 | くらし、住宅、マンション、建築
当大橋マンション管理士事務所の大規模修繕工事の進め方

最近特に多くなった大規模修繕工事について有意義なことを書きたいと思います。
第一に当社がコンサルタントをすることにより合理的に、理事会及び区分所有者間の
コミニケーションが計れ、その情報を開示して大規模修繕工事を行うことが重要なポイントです。


当事務所に於いての大規模修繕工事業者の選定条件

1.出来るだけ工事参加応募業者は多くする。
2.公募時、業者選定に必要以上の縛りを入れない
  例 経審 評価点    〇〇点以上
    年度内施工高    〇〇億円以上
3.当社で標準価格を算定しておきます。
4.独自の選定方法を二次選定に使用いたします。
5.その他

出来るだけ応募業者は多くする。
大規模修繕工事の進め方は、管理会社に一括して任せる方法や、劣化診断を進め設計
事務所を選定して業者選定まで修繕委員会で決定するのが一般的な進め方ですがこの
方法ですと、知らず知らずのうちに設計事務所ペースになってしまいます。
ここは管理組合が当事務所の案を参考に独自で決めるべきです。

公募時業者選定に必要以上の縛りを入れない
ほとんどのマンションが公募する際有名新聞社に応募条件を掲載します。
その際資本金1億円以上 年度内1億円以上の工事物件3件以上 社員50人以上など・・・・・
そのように縛りを入れると業者は敬遠して同じみの仲間の業者しか参加しません。
このようなパターンは避けるべきで、もっと間口を広くするべきです。

当社で数量等を算定しておきます。
当社で標準概算金額を算定します。
これを参考に考慮していただきます。

独自の選定方法を二次選定に使用いたします。
一次募集は沢山の業者さんに参加して頂き二次予選に進みます。
二次選定では当事務所独自のプランを実施して頂きます。
それを選定の評価点にいたします。

その他まだまだありますが、ネット上ではノウハウを書くわけにはいかないのでここで
は書き込みはしません。


終いに今後マンションストックは増加の一途をたどり、3回目、4回目の大規模修繕工
事を迎える老朽化マンションも増えていきます。
80年住めるマンションにするにはメンテナンスが重要です。
当事務所は資産価値がなるだけ下がるの小幅にとどめるように考慮しております。
詳しいことを知りたい方はこちらにどうぞ。一緒に住みやすい居住空間を構築しましょう。


大規模修繕コンサルタントの探し方 | 大橋マンション管理士事務所

大事な大規模修繕工事は経験豊富な技術屋のマンション管理士のコンサルタントがお手伝いします。最初の一歩はマンションの状態の把握です。

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