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合唱でよく歌われる曲で好きなのは「未知という名の船にのり」や「怪獣のバラード」などなんですが、個人的に歌いたいのは「それ合唱で歌う!?」みたいなのがいいですね。
僕の大学時代の友達でとてつもないほどの長渕狂いの人がいました。学年は一つ下なんですが長渕さんへの狂いぶりが半端なく、僕は尊敬の念を込めて敬語を使っていました。三浪しているので年が上だったっていうのもありましたが。
で、その人が中学時代に校内の合唱コンクールで長渕剛さんの歌を歌おうとしたそうなんです。狂いぶりが早熟です。すでにクラスではやる曲が決まってたそうなんですが、「剛の歌やろうぜ、剛の歌」と言いだして。
で、よりによって数ある剛ソングの中で「激愛」という歌をやろうとしたらしいんですね。「激愛やろうぜ、激愛」と。その話聞いたときは笑っちゃいましたねえ。
もちろんこの歌は素晴らしい楽曲で、長渕さんご自身の映画の主題歌で大ヒットもしたんですが、まあ中学生の合唱にはとても不向き。マイナー調のゆったりとしたメロディで、歌いだしの歌詞が「舌を噛み切った からみ合う口唇の中 二人はよじれ合い 激しく揺れていた」なんですね。
猛プッシュの甲斐あったのか、それとも思春期特有の無関心からか「じゃあうちのクラスは『激愛』で」となったそうで。で、しばらく練習に励んだそうです。
しかし直前になって上のほうからNGが入り、結局「翼をください」をやったそうです。
大学のベンチで話を聞いている僕にその友達は「あんな直前に言われても困っちゃうよ」と。知らねえよ自分が悪いんだろと思いましたが、ちょっと羨ましかったのも事実。
その時ですね。俺も合唱コンクールで自分の好きな歌やりたかったな、って思いました。
やりたいのは、意外性があって、でも合唱したときちゃんと素晴らしいやつ。いま言え、って言われてパッと浮かぶのは、森進一さんの「冬のリヴィエラ」、あと吉田拓郎さんの「春だったね」や、やっぱりこれ「ペニーレインでバーボン」。合唱でめちゃめちゃ字余りの歌やってみたいですね。
でも「ペニーレインでバーボン」は上のほうからNGが入っちゃうか。酒を飲む歌ですからね。
写真は「激愛」が収録されている長渕剛さんのアルバム「昭和」。名盤です。名曲だらけです。
僕の大学時代の友達でとてつもないほどの長渕狂いの人がいました。学年は一つ下なんですが長渕さんへの狂いぶりが半端なく、僕は尊敬の念を込めて敬語を使っていました。三浪しているので年が上だったっていうのもありましたが。
で、その人が中学時代に校内の合唱コンクールで長渕剛さんの歌を歌おうとしたそうなんです。狂いぶりが早熟です。すでにクラスではやる曲が決まってたそうなんですが、「剛の歌やろうぜ、剛の歌」と言いだして。
で、よりによって数ある剛ソングの中で「激愛」という歌をやろうとしたらしいんですね。「激愛やろうぜ、激愛」と。その話聞いたときは笑っちゃいましたねえ。
もちろんこの歌は素晴らしい楽曲で、長渕さんご自身の映画の主題歌で大ヒットもしたんですが、まあ中学生の合唱にはとても不向き。マイナー調のゆったりとしたメロディで、歌いだしの歌詞が「舌を噛み切った からみ合う口唇の中 二人はよじれ合い 激しく揺れていた」なんですね。
猛プッシュの甲斐あったのか、それとも思春期特有の無関心からか「じゃあうちのクラスは『激愛』で」となったそうで。で、しばらく練習に励んだそうです。
しかし直前になって上のほうからNGが入り、結局「翼をください」をやったそうです。
大学のベンチで話を聞いている僕にその友達は「あんな直前に言われても困っちゃうよ」と。知らねえよ自分が悪いんだろと思いましたが、ちょっと羨ましかったのも事実。
その時ですね。俺も合唱コンクールで自分の好きな歌やりたかったな、って思いました。
やりたいのは、意外性があって、でも合唱したときちゃんと素晴らしいやつ。いま言え、って言われてパッと浮かぶのは、森進一さんの「冬のリヴィエラ」、あと吉田拓郎さんの「春だったね」や、やっぱりこれ「ペニーレインでバーボン」。合唱でめちゃめちゃ字余りの歌やってみたいですね。
でも「ペニーレインでバーボン」は上のほうからNGが入っちゃうか。酒を飲む歌ですからね。
写真は「激愛」が収録されている長渕剛さんのアルバム「昭和」。名盤です。名曲だらけです。