おが の 冗談本気

音楽、映画、阪神タイガースが好きな おが の個人ブログです。ミドリフグも飼ってます。

第416話 「ブームというものを振り返ってみる」

2006年08月29日 23時31分35秒 | Weblog
YouTubeって流行ってるのかな?YouTubeって色んな画像が見れる
海外のサイトなんだけどホント色んな画像が見れますね。
私が見るのは好きなバンドの色んな映像。
まぁ違法性があるのとか映像元からのクレームとかで
削除されてるのは色々あるみたいなんですけどね。

この前見たのはブランキーのイカ天出場の映像。
もうイカ天を知らない世代も多いんだろうなぁ~。
見てて「あ~こんな時代あったなぁ~」と思いましたね。
まぁ見てて色んな事を思い返しましたね・・・。

私が高校生の頃はインディ-ズが少しづつ盛り上がってきた頃だった。
今みたいに当時のインディーズはどこでも買える状況じゃなかった。
それが余計にインディーズの興味をそそられた。
ハードロックorメタルではサブラベルズ、リアクション、デッドエンド、
などがインディーズで盛り上がってた。
パンク系ではラフィンノーズ、ウィラード、有頂天が盛り上がってた。

当時の日本のヒットチャートはバンド系は少なかった。
ほとんどがアイドルかポップス。今じゃ考えられないでしょ。
しかしその状況を打ち破ったのがボウイ。
そしてブルーハーツも頭角をあらわしてきてた。

私が東京に上京した頃は世間ではバンドブームだった。
原宿の歩行者天国では色んなバンドが路上で演奏してた。
通称、ホコ天。日本のヒットチャートもかなり変わり
ほとんどがバンド系が占めてた。プリンセス・プリンセスや
リンドバーグ、アイドルじゃないの?って思う人まで
ギターを手にしてた時代でした。

私はこの頃はパンクに目覚めてたので世間のバンドブームは
かなり否定的だった。若かったこともありかなり毒を吐いてた。
そんな頃に始まったTV番組が「イカすバンド天国」だ。
通称イカ天。この番組が始まる前はたしか三宅祐司が音楽や劇団を
扱う番組をやってたと思う。それが終わって始まった番組がイカ天だった。

この番組は三宅祐司と相原勇が司会で
アマチュア・バンドが演奏し審査員が審査する勝ち抜き番組だった。
番組当初はアンダーグラウンドなバンドが出てて楽しめた。
しかしバンドブームの煽りもありしだいにミーハーな番組
になった。そして世間ではイカ天ブームがきた。
正直ショボイバンドが沢山出てた。
私は冷めた感じで番組を見ていたときにあるバンドが出演した。
そのバンドがブランキー・ジェット・シティだった。

ブランキーが出てきたときドラムの中村達也は当時から知ってた。
当時の世間では認知度は低かったがパンクの世界では
中村達也は有名だった。そしてブランキーが演奏を始めたとき
私はショックを受けた。当時の私が探してた音楽性だったからだ。
ストレイ・キャッツとイギーポップをたしたような音楽性。
当時のイカ天に出てたバンド達とは別格だった。

YouTubeで当時のブランキーの映像を見たときは凄く懐かしかったし
カッコよかった。結局ブランキーがイカ天に出なくなってからは
イカ天も人気を落していき番組は終了。
そして世間のバンドブームも終わった。
その後も色んなブームやムーブメントがくるんだけど
そーいうのって不思議ですよね。何なんだろうって。
当時の私は流行りに流されまいとして必死だったんですよね。

また今度は違う流行について書こうかなって思ってるけど
流行りって何処から来て何処で終わるのか・・・。
イカ天で残ったバンドってビギンとかジッタリン・ジンとか たま とかかな。
でもブランキーの存在感は圧倒的だった。
懐かしい映像を久しぶりに見て改めてそう思いましたね。
ホント、ブームって何なんでしょうね?うーん、謎だわ。


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