おが の 冗談本気

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第899話 「木暮武彦」

2010年05月23日 06時57分37秒 | Weblog

またまた懐かしいアーティストの事を書いてみます。
(最近書くのは懐かしい人ばっかだなぁ・・・)

少し前のことだけどROCK JETという音楽雑誌を買った。
表紙がレッド・ウォリアーズで何となく懐かしかったからだ。
内容もレッド・ウォリアーズを特集した内容だった。

レッド・ウォリアーズは85年に結成されたバンドだ。
89年に解散するがその後は再結成したり活動休止したり現在は不定期な活動だ。
私は高校生の頃にレッド・ウォリアーズを聴いてた。
ローリング・ストーンズをもっと分かり易くしたようなバンドだった。

高校生の頃に八戸市公会堂にレッド・ウォリアーズが来た。
そのライブも当時、観に行った。

レッド・ウォリアーズの中心人物はシャケこと木暮武彦だ。
彼はレッド・ウォリアーズの頃はロックンロールなギタリストだった。
レッド・ウォリアーズ結成前はレベッカのリーダーでありギタリストだった。
レベッカの二枚目のアルバムで彼は首になった。

レベッカ、レッド・ウォリアーズときて次は日米混合バンドの
カジノ・ドライヴを結成してアメリカへ渡った。
二枚のアルバムを残して彼は帰国した。

昔、写真週刊誌で木暮武彦と元レベッカのNOKKOが結婚した記事と写真を見た。
元々、彼らはレベッカ結成以前から恋人同士だった。
久しぶりに再会して結婚したらしいがその後は離婚したみたいだ。

現在の木暮武彦は富士山麓に暮らしてMt.DELICIOUSという名義で
自由に音楽活動しているらしい。

木暮武彦氏のインタビューを読んで色んなことを考えさせられた。
バンドマンあるいはミュージシャンには三つのタイプがあると私は思ってる。

一つは何でも全て受け入れて音楽をやろうとする人。
二つ目は好きな音楽だけをやっていく人。
そして三つ目がややこしいけど・・・現状に満足せず常に変化を求める人。
そして自分が求める音楽以外にはまったく興味が無い人。

木暮武彦のインタビューを読んで私は三つ目のアーティストのような気がした。
もうレッド・ウォリアーズのギタリストの頃の彼はいない。
まぁMt.DELICIOUSは聴いたことはないけどね(笑)
ちなみに私個人も三つ目のタイプですね。
なので私は木暮武彦のインタビューに共感を持ちました。
大自然の中で生活してるのも共感を持ちましたしね。

私は高校生の頃はレッド・ウォリアーズが好きだった。
1枚目~4枚目までは良く聴いた。
その中で一番好きだったアルバムは4枚目の「Swingin Daze」というアルバムだ。
このアルバムは一番ロックンロールらしくないアルバムだ。
でも凄い不思議な感覚をもったアルバムだった。

レベッカも高校生の頃に少しだけ聴いてた。
というか当時は世間でレベッカは流行ってた。自然に耳には入るような状況だった。
でも私がレベッカを初めて聴いたのはまだレベッカの人気が爆発する前で
たしか「LOVE IS CASH」というシングルだった。
当時の私は「マドンナのパクりみたいな曲だな・・」って思ったのを憶えてる。
しかしこのときのレベッカには木暮武彦はすでにいなかった。

レッド・ウォリアーズ解散後に結成した日米混合バンド、
カジノ・ドライヴは1枚目だけ聴いた。
「SISTER」という曲が収録されててこの曲はレッド・ウォリアーズの
「Swingin Daze」にも収録されてた。「木暮武彦はこの曲、好きなんだなぁ・・」
と当時は思ったがそれ以外は憶えてない。

木暮武彦はもう50歳になったそうだ。その歳で音楽を追求する姿は敬意を表することだ。
私はプロのミュージシャンでもアマチュアでも私の知り合いでも
私自身が思い描く音楽的な感覚を持ってる人は少ない。
現在の木暮武彦の音楽的な考えはその意味でもひじょうに好感が持てた。
今度、ぜひMt.DELICIOUSを聴いてみたいと思う。




●REBECCA(木暮武彦.在籍時) / VIRGINITY



●RED WARRIORS / OUTSIDER


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