おが の 冗談本気

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第659話  「映画の日」

2008年06月01日 22時48分47秒 | Weblog

毎月、一日は映画の日らしいんです。
料金が1000円均一になるんですよ。そんな訳で今日は映画を観てきました。
映画館に行くなんていつ以来だろ?
しかも今回はシネコンというトコで観てきたんです。
中がオシャレでキレイですね!シネコンは初めてなんですよ。
そして今回観た映画は「僕の彼女はサイボーグ」という映画です。

「僕の彼女はサイボーグ」の監督はクァク・ジェヨン。
韓国の映画監督でして「猟奇的な彼女」とか「僕の彼女を紹介します」
の監督ですね。私はこの監督の作品は結構好きなんですよ。
そして主演は綾瀬はるかちゃんと小出恵介くんですね。

この「僕の彼女はサイボーグ」は前からずっと気になってた映画だったんです。
監督から出演陣からストーリーまで。
ネットでは色んな意見が飛び交ってたんですよ。
悪い意見だと「何かの映画のパクリ」だとか
「タイムスリップの辻褄が合わない」だとか「強引な展開だとか」
でも私が観終わった感想は凄く面白かったですよ。

ネタバレするんであまり詳しい内容は書きませんが
最初の段階ではサイボーグ役に扮する綾瀬はるかちゃんの
サイボーグぶりに客席から笑いが起こってました。
途中はちょっと中だるみっぽくなったんですが
後半の大地震のシーンからは泣かせるような感じになりました。

まぁ監督が韓国の人なんで多少、韓国映画のような感じも受けましたが
この映画の最大の見所は綾瀬はるかちゃんの演技でしょう。
私はTVドラマ版のセカチュウにハマってたり白夜行も観てたから
綾瀬はるかちゃんの演技って好きだったんですが
今回の役もばっちりハマり役でした。
サイボーグっぽい動きも凄い良かったし何と言っても
綾瀬はるかちゃんの役は印象的なセリフが多いんですよね。

私なりに思ったのはこの映画のテーマは純粋な愛、
自己犠牲の愛、変わらない愛、ってトコでしょうか。
愛って見返りを求めちゃいけないんですよ。
たしかに強引な展開はあったけど映画ですから。
ドキュメンタリーじゃないんだからね。

私が映画に対して思ってることはラストシーンが全てという事です。
印象的なラストシーンが描けてればその映画は成功だと思うんです。
そんな意味もあってこの「僕の彼女はサイボーグ」は
凄い良かったと思うんですよね。

もう一つ、この映画を公開前から気になってた理由は
「電影少女」とストーリーが何となく重なってたからなんです。
「電影少女」とは私が20歳の頃に少年ジャンプで連載してた漫画。
単行本は全巻持ってるんですがこの漫画のテーマも純粋な愛でした。

この漫画は主人公の男の子が流行りやファッションばかりを気にする
モテない男の子なんですが、ある日TVから出てきた虚像の女の子と
一緒に暮らすようになる。そしてその子と接してるうちに
主人公の男の子は相手を思う気持ち、一生懸命な心、
そして夢を持ち人として成長していく。

人を愛するという気持ちを持たないようにされた女の子だったが
主人公の男の子にしだいに恋愛感情を持つようになる。
そしてラスト、その女の子は現実から消える運命となるが
みんなの想い、主人公の男の子の想いが通じ
人間として現実に生きていけるようになる。
そして両想いとなった主人公の男の子と結ばれる・・そんな漫画なんです。
それがこの「僕の彼女はサイボーグ」とイメージが重なったんです。

「僕の彼女はサイボーグ」は凄く面白い映画でした。
また観たいなぁ・・・早くDVD化されないかな。
小出恵介くんの情けない男の子役も良かったけど
綾瀬はるかちゃんの演技が凄く良かった。
予告編のナレーションも印象的なんですよ。
「その涙は・・その微笑は・・その勇気は・・愛なのか?・・プログラムなのか?」
それを知りたい方は映画館へどうぞ(笑)


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