故郷のお花 1

2009-10-28 | Weblog
前回お話しした、実家の山茶花です。
   
雨が降ったりやんだりの中、
お坊さんが来る前にちょっと庭に出て撮影。

10/18(日)、母の十三回忌でした。
主人が休める日ということで日曜日にしました。
特別なことはせず少し丁寧なお経だけにして
姉夫婦と私達4人のつもりでしたが
姪二人も来てくれました。
一番可愛がっていた?末っ子は遊びに
行ってしまいましたけど
まぁ男の子はそんなものでしょう(笑;)

前日は快晴でサザンカがもっと綺麗でしたが
実家にいる時間が短くて撮れませんでした。
(肝心の掃除にも足りないくらいで・・汗)
でも前夜激しく降ったのに
たくさん咲いていただけでもラッキーです。

秋の侘しい庭の中で唯一サザンカだけが
明るい彩り。
あとはツツジかサツキか分かりませんが
少しだけ咲いていました。
母から四季咲きツツジと聞いた、と
姉は言っていますがどっちのことやら(汗)
   
   
半八重なんて前からあったかしら?
実はサザンカも、もっと白かった記憶が・・
子供の頃はよく見てなかったのですね(苦笑)

しかし、つい疑ってしまうのは数年前に
道路工事で庭が削られたからです。
庭木を畑に移動しておいたら枯れてしまって
庭師さんが代わりの木を植えたとか。。
話に聞いたのは一本だけですが
もしやサザンカやツツジも?・・なんて
自分のあやふやな記憶を棚に上げて
あまり疑ってはいけませんね~(笑;)

細かい部分はともかく、工事のために昔より
寂しい庭になったのは確かです。
柿・栗・銀杏など実のなる木々(子供の頃でも
印象が強い!笑)は残りませんでした。
球根や宿根草、低い笹や苔なども消えました。

ただ変わっただけでなく何だか殺風景だと
前から感じていた庭でしたが・・・
物足りないわけです。
世話が出来ない鉢植えだけでなくて他にも
色々な植物が姿を消していたのでした。

姉も口には出さなくても同じ思いなのでしょう。
たまにしか行かない私よりずっと前から
感じていたのかもしれません。
お坊さんに来てもらう時に仏壇だけでなく
床の間や玄関にも花を飾っています。

今回の玄関は可愛らしくスズランの実♪
   

仏壇用は買ってきましたけれど
他は全て姉の家のお花でした。
母も大好きだった素朴なお花たちです。
ワレモコウにホトトギス。
   
   
余ったので廊下にも活けていました。
それは後で義母への手土産に。

コマユミの実と紅葉が秋らしい~。
   
こちらも一枝余って部屋の隅に♪
   

床の間には他に夏の名残りの
ダリアやヒャクニチソウなど。
「法事用ではないわねぇ」と笑いましたが
きっと母は喜んでくれたと思います。

草花の消えた寂しい庭に雑草だけは
どんどん増えます。
忙しい中でも時折手入れしてくれる義兄や姉に
申し訳ないと思いつつ・・小さな野の花を
見つけると嬉しくなる私でした(笑;)

その小さな花たちはまた次回。。