ここ最近の休日におけるテーマは、「首都圏を楽しむ」こと。
2月だけでも、東京周辺を中心に、いろんなところに行った。
・葛西臨海水族館でリーフィーシードラゴンをゆっくり眺める。
・横浜の小さなジャズバーで不破大輔のベースを間近で聴く。
・目黒寄生虫博物館で8.8mのサナダムシを見る。
・目黒から東京タワーまで、3kmくらいの道のりをひたすら歩く。
など。
平日は全く出かける暇がないので、土日に出かけまくっている。
いろいろと出かけている理由は、単純に都会への憧れもあるけれど、それだけじゃない。
所謂「本物」を自分の目で見たり、何かを極めている人に会って、自分の世界を広げたいという気持ちもある(ちなみに、極める対象は、高尚なものや文化的程度の高いものである必要は全くない)。
それと、悲観的かも知れないけど、自分がいつまで横浜で生活できるか分からないから。
会社や家族の事情しだいでは、都会の近くに住んでいられる期間は、すごく短いのかも知れない。
まあ、分からないけどね。
とにかく、そういう趣旨のもと、今週末は六本木のクラブに行ってきた。
きっかけは、クラブのダンサーと知り合ったことから。
その人はサンフランシスコ出身の黒人なんだけど、駅のホームで電車を待っていたら、話しかけて来た。
話を聞いていると、プロのダンサーで、クラブにレギュラー出演していて、エイベックスでトランス音楽を作っているとのこと。
自分と全然違う生き方と、全然違う趣味の方向性に、興味を持った。
「この人こそ、自分が心の奥で求めていた出会いかもしれない」
片言の英語で話しながら、その時はそう思った。
それで、昨日は初めてクラブというものに行ってみた。
トランス音楽とかユーロビートとか、普段全然聴かないけど、ああいう場所で聴くといいね。
香水と汗とタバコの混じり合った匂い、ミラーボールとバーカウンター、ミニスカートの女の子と、ブラックライトに輝くシャツ。
レーザービームがフロアを行き来する。それに合わせて、テンプテーションが渦巻いているのがはっきりと見える。
やがて、例の黒人ダンサーがステージに上り、皆を煽るように踊り始める。
待ちかねていたように、着飾った女の子たちもステージに上り、そろってパラパラみたいな動きで踊る。
みんな、汗がしずくになって垂れるまで踊りまくる。
隣の人と腕がぶつかっても気にしない。
クラブ初めてで踊り方もよく分からないけど、そんなこと気にしない。
大切なのは、今、この瞬間を楽しむこと。
みんながそう思っている気がした。
そういう意味では、すごい一体感だったね。
クラブを出てから入ったバーで、店員の女の子に聞いてみた。
「六本木って、なんか独特の雰囲気だね。外国人多いし。なんでこうなんだろう?」
「『六本木』っていうのは、ひとつの国なのよ。」
そうかも知れない。
少なくとも、僕が生まれた町とは、まるで別の世界だよ。
どっちがいいかとかは、よく分からないし、まあ決める必要もないね。
とにかく、もうちょっと色々見てみることにするよ。
2月だけでも、東京周辺を中心に、いろんなところに行った。
・葛西臨海水族館でリーフィーシードラゴンをゆっくり眺める。
・横浜の小さなジャズバーで不破大輔のベースを間近で聴く。
・目黒寄生虫博物館で8.8mのサナダムシを見る。
・目黒から東京タワーまで、3kmくらいの道のりをひたすら歩く。
など。
平日は全く出かける暇がないので、土日に出かけまくっている。
いろいろと出かけている理由は、単純に都会への憧れもあるけれど、それだけじゃない。
所謂「本物」を自分の目で見たり、何かを極めている人に会って、自分の世界を広げたいという気持ちもある(ちなみに、極める対象は、高尚なものや文化的程度の高いものである必要は全くない)。
それと、悲観的かも知れないけど、自分がいつまで横浜で生活できるか分からないから。
会社や家族の事情しだいでは、都会の近くに住んでいられる期間は、すごく短いのかも知れない。
まあ、分からないけどね。
とにかく、そういう趣旨のもと、今週末は六本木のクラブに行ってきた。
きっかけは、クラブのダンサーと知り合ったことから。
その人はサンフランシスコ出身の黒人なんだけど、駅のホームで電車を待っていたら、話しかけて来た。
話を聞いていると、プロのダンサーで、クラブにレギュラー出演していて、エイベックスでトランス音楽を作っているとのこと。
自分と全然違う生き方と、全然違う趣味の方向性に、興味を持った。
「この人こそ、自分が心の奥で求めていた出会いかもしれない」
片言の英語で話しながら、その時はそう思った。
それで、昨日は初めてクラブというものに行ってみた。
トランス音楽とかユーロビートとか、普段全然聴かないけど、ああいう場所で聴くといいね。
香水と汗とタバコの混じり合った匂い、ミラーボールとバーカウンター、ミニスカートの女の子と、ブラックライトに輝くシャツ。
レーザービームがフロアを行き来する。それに合わせて、テンプテーションが渦巻いているのがはっきりと見える。
やがて、例の黒人ダンサーがステージに上り、皆を煽るように踊り始める。
待ちかねていたように、着飾った女の子たちもステージに上り、そろってパラパラみたいな動きで踊る。
みんな、汗がしずくになって垂れるまで踊りまくる。
隣の人と腕がぶつかっても気にしない。
クラブ初めてで踊り方もよく分からないけど、そんなこと気にしない。
大切なのは、今、この瞬間を楽しむこと。
みんながそう思っている気がした。
そういう意味では、すごい一体感だったね。
クラブを出てから入ったバーで、店員の女の子に聞いてみた。
「六本木って、なんか独特の雰囲気だね。外国人多いし。なんでこうなんだろう?」
「『六本木』っていうのは、ひとつの国なのよ。」
そうかも知れない。
少なくとも、僕が生まれた町とは、まるで別の世界だよ。
どっちがいいかとかは、よく分からないし、まあ決める必要もないね。
とにかく、もうちょっと色々見てみることにするよ。