世の中いろいろな人がいるものである。それが昨年の大震災を機に余計目につくようになった。被災地ゆえのひがみではない。そんな中、私が恩師と崇める先生と、10数年振りに会える事ができたのである。無上の歓びであった。 . . . 本文を読む
私は焼き物に興味はないし、従って知識も全くない。○○焼きなどと聞いてもチンプンカンプンである。そんな人間が人様の事を器に喩えて論ずるのは大変不遜な事とは十分認識している。しかし、私の心が書けと言って自制心が全く働かない。だから書くが、謂わば自身のカタルシスであるから、この拙文を読むことはお奨めできない。 . . . 本文を読む
世の中には、いろいろな人がいる。それで良いのだが、福島県浜通り地方では、大震災・巨大津波・そして追い打ちをかけた原発の過酷事故に襲われ、無人化した家々で、警察の手が足りない事を良い事に、盗人が横行しているという。我が町でも、一時あったが、現在は沈静化しているが、地元の人間でない事は明らかである。そして、そんな人間の屑と対極にある人々が、日本中にはいっぱいいる事を、被災地から感謝致したい。その中に、『ムジカ音楽・教育・文化研究所』という素晴らしい人間集団が、東京で活躍しているので紹介したい。 . . . 本文を読む
3.11東日本大震災(巨大津波)に女川町は襲われた。おらが生きている間には、『宮城県沖地震』が予想されていて、かなり意識していたつもりだった。しかし、我々非力な人類に自然は、我々の予想より遥かに上回って猛然と牙を剥き、犠牲者は町民の1割にも・・・・ . . . 本文を読む
この地球上、いやこの宇宙は知らん事ばかりで、新しい知見が発見されると、新たな疑問が発生しよるらしいから、何や、ウィルスと新薬開発の関係に似て、いたちごっこ的な部分があるのかしらん。それにしても10日程前の夕方5時半頃から6時過ぎまで、我が家から観た光景は忘れられへんでぇ。ちょうど真西の方角が燃えてたんやでぇ。海にも延焼しよってのぉ。おらが産まれて育って生きて来た57年間で、初めて観る光景やったから、おらの目ぇ中にも燃え移ったかに見えて、びびってしもうたわい。 . . . 本文を読む
今年も旧盆が巡ってきた。じゃが、おらはご先祖さまの墓参りが出来ぬ。こうなってからほぼ10年になるんじゃが、どうしても心の中に葛藤が生じて、心穏やかではないのじゃ。信仰がどうの、とかの話しではないんじゃ。ただ単純に、父母を始めご先祖さまに感謝するという、ありふれた行為を出来んのが、悔しいと言ったら正しいのかも知れん。 . . . 本文を読む
この間思わぬ事から、洋食を喰うはめになったのじゃ。おらは40年前にフレンチを初めて喰ってから、あまり口には合わないので、別に喰わんでも良いと思っちょるが、何せ何でも喰う人間じゃから、当然機会があれば喰ってきた。んなもんで今回は、おらの勘違いからフレンチを喰うはめになっちまった。しかし、そんなおらではあるが、しっかりマナーを守り完食したのじゃよ。特別美味いとは感じなかったが、さりとて不味いとも感じなかったのじゃ。まぁ、腹はいっぱいになったのじゃから、それで良し、と云うもんじゃ。 . . . 本文を読む
2月27日・土曜の夜は、おらにとって楽しみにしていた嬉しい時間であった。おらの昔からの恋人2人が、『民族歌舞団ほうねん座・女川町公演』に特別出演するからだった。彼女たちと知り合って何年になるのだろうか、と思い返してみたら20年以上になるのだ。そう、かみさん公認の恋人だから、おらは有頂天じゃった。おらは50ン歳、彼女たちときたら、20歳(はたち)そこそこ。おらは、かみさんに介助されている事を忘れて、青春まっただ中ぁ~~~ . . . 本文を読む
かみさんのおふくろさんが84年の旅路の果てに、あるまじき不慮の事故に遭遇し逝った。あまりにも哀れな最後と言わざるを得ない。しかし神は彼女の孫たちに、彼女の偉大さを知らしめる舞台を創っていた。しかしおらがそれを書く係りでは無い。書くべき人は別にいる。おらがここで書くのは、おらの長男との他愛のない小さなエピソードにしか過ぎない。岳母の事を書くのは、いずれ機会をみて、である。 . . . 本文を読む
【かみさんへの助力をと考えた末におらが、ネットの無料サイトからデザイン等を借りて作った年賀状じゃが、かみさんから、物の見事に却下されてしもうたわい。おらが実年齢より、かなり幼いと言う事に尽きるらしいのじゃ!。あぁあ、悔ピイーのじゃ!】とは言ってもこの位じゃメゲへんのである。おらにはおらの流儀がある。 . . . 本文を読む
年賀状は虚礼だから、出さないと言う人も多くなったと聞く。
年賀状を電子メールに変えたという話しも、多く聞く。
しかし元日の朝に届いた年賀状を、一回目はざっと見て二回目にじっくり読みながら、あの人この人の顔を想い出して呑む屠蘇の味は、こりゃまた格別で堪えられんのじゃ。
やっぱりおらは、年賀状をやめられない、やめたくない!
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人は誕まれ、人は生き、やがて時が来れば死ぬ定め。『死者』。そこには生前の富裕者と貧者、卑しき者と尊き者の差があるのだろうか?その骸に生前の差があるのだろうか?もちろん残された者達に財力や権力等があれば、死者の功績・業績・指導力・影響力・人間性等に鑑み、葬儀は千差万別であろう事は百も承知である。問いたいのは、骸と化した『死者』本人の今と未来である。弔う者がいなければ、宇宙(地球ではない)が存在する限り、暗黒の世界を彷徨うのであろうか?全くのぉ、哲学も宗教も知らないおらが、考える筋合いのものでは無いとは解ってはいるが。 . . . 本文を読む
【写真=万石浦(まんごくうら)という内海。対岸に見えるのが、石巻市。海上に浮かぶのは、養殖カキの浮きイカダです】
かみさんのホームページ 『うみねこが舞う、漁業と原発の町の議員活動』
もう秋が深まったんだねぇ・・・今朝目覚めたら、おら自身の吐く息が白く見え、そんな事に気づいた。
ベッドから〝そろり〞と慎重に降り、寝室の窓のカーテンを開けて外を見ると、いつもの様に穏やかな . . . 本文を読む