『太陽光パネルの放置防げ 10年後に大量廃棄時期到来 技術確立へ対策急ぐ』
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-_economy_business_7SROT5ML6ZJWHNFSYHA4XJW5OQ
日本の政治はいつも、「出口」を考えない…。
『…全国に設置された太陽光パネルが2030年代(令和12〜21年)中盤に大量廃棄の時期を迎える見通しとなり、国が対策を急いでいる。中国製の安価な輸入パネルはヒ素など有害物質が含まれる恐れがあり安全な処理が必要だが、費用がかさめば適切に廃棄されず放置や投棄が増えかねない…
パネルの廃棄は事業者の責任だが、多くが対策を講じてこなかった。このため、4年4月施行の改正再生可能エネルギー特別措置法で、太陽光発電設備の廃棄費用の積み立てが義務化された。稼働から10年が経過した出力10キロワット以上の設備などが対象で、売電収入から廃棄に充てる積立金が自動的に引かれる仕組み。
問題になるのは廃棄コストが積立額を上回るケースだ。パネルには一般的に鉛やセレンなど有害な物質が含まれる上、安価な中国製パネルには透明度を上げるため猛毒のヒ素などが含まれている場合があり、安全に廃棄するには費用が膨らむ。また、パネルや土台などの設備が放置された場合は、火災や土砂崩れなど災害を誘発しかねない。…』