昔。ワタシが20代の頃。
母は50代。
地元の主婦友達は、10歳ほど下だった。
ワタシの、年の離れた弟の、今でいうママ友だったから。
どー考えても、当時の日本は専業主婦が多く、今の若い人たちとは違う。
ご本人たちも、それほど非常識な方々ではなかった。
それらをふまえて。
経済的困窮には遠いながら、集まれば、あれこれ、旦那さんや家庭の愚痴や文句で盛り上がった。
(女性は、そうして、とりとめなくしゃべって発散すれば、また生活を続けていける…)
しかし、折に触れ、それを見聞きしていたワタシは…。
時代的に、「そろそろ嫁に行け」と言われる歳だったが。
「なんで?」
経済的にも、生活面でも、底辺とは到底言えないレベルだけど、汲めども尽きぬ愚痴・不満を言う主婦ばかりの環境で、結婚のどこがいいのか。
ナゾでしかなかった。
しかし。
20代の末に、ワタシはお見合いで結婚した。
(…5年半後に離婚したが… 結婚生活は、全力だった。…全力でやるようじゃダメなのよ、結婚て…)
結婚するとき、母の友人たちからも、身近な人たちからも、もれなく言われた。
「お幸せに」
のちに、ようやく、ワタシは悟った。
結婚して、うまくいくかどうかは、意外とわからない。
(現実の生活は、経済力と密接なので、その影響はすごく受けるけど…)
交際期間がすごく長くても、意外とわからない。
平民でも、どんな身分・職業・経済的階級でも!
他人からは、
「ほら、ダメだったじゃん」
と軽く言われる可能性がある。
特に男性から!
何を言うやら!
てめー、本人の妻や子から敬遠されていても、全然気づかない人、ざらにいるのに!
他人の結婚生活には、
「え。あんたが、それ言う???」
て叫びたいくらい、自分を棚にあげまくったこと、言うよねー。
そんな日本で。
ワタシは他人の結婚を否定しないし。
心から言う。
「お幸せに!」
そう、それは祈りの言葉。
言霊があるなら、より多く、より強い方がいいかもしれない。
何がどうなるか、未来は誰にもわからない。
だから、祈りの言葉を口にする。
お幸せに!
どうか、お幸せに!
突然に~
委員長、、何を切っ掛けに思い出されたのかしら・・・。