NHK「歴史探偵」 桃太郎
見るつもりはなかった。
江戸時代の、
「流れてきた桃を食べたら、おばあさん、おじいさんが、若返って、桃太郎を産む…」
バージョンは知っていた。
吉備の国。
「鬼ノ城」の、白村江の敗戦後、というハナシも知っていたが…。
ヤマトの敗戦後、「吉備の国の力をそぐため、築城という、土木工事をさせた」という視点は知らなかった。
下手な土木工事は、国力をそぐ。
それは、今も同じ!
「桃太郎は盗人なのか」
というテーマで、中学生が、200冊もの本を読み、成果が文部大臣賞をとったこと、2冊の本が上梓されたことも知らなかった。
若者は、希望だ!
芥川龍之介が、「桃太郎」を書いたことも、知らなかった。
当時、第一次大戦で、「日本が、南方の諸国・島々を征服して当然」という風潮があり、「桃太郎」が利用されたことも知らなかった…。
アニメ「桃太郎 海の神兵」。
アニメとしては傑作と言われながら、戦意高揚に使われまくったこと…は、ちょっと知ってたけど、忘れていた…。