4月22日は成田ロータリークラブ50周年記念式典にお邪魔いたしました。
場所はビューホテルですので、我々のホームです。
入り口にはメンバーの林君が満面の笑みを浮かべてお客様のお出迎えをしております。
今回の式典の参加者は350名以上との事。
震災後これだけ多くの人々によるお祝いの席は初めてだそうです。
ビューホテルさんは土日の会場使用の予定は半年前くらいには一杯になるほとの人気を呈しているはずですが、今回の震災は本当に大きな影響を与えているようです。
成田の団体が震災後に初めて大掛かりに使用するというのは本当に素晴らしいことだなと思いました。
会場に入ると、多賀財務がビデオカメラをステージ前に鎮座させ撮影をしておりました。
撮影でスーツを着てるのを見るのは久しぶりで新鮮です(笑)
ここに来て、また元のように仕事が出始めてきているとの事で、無理を承知でガンガン請け負っているとの事です。
仕事のあることのありがたさを今、身にしみて感じているらしいですが、寝ないで仕事するのはあまりよくないような。
昨日も睡眠を取っていないらしく、目の下がクマで真っ黒でした。
でも、表情が明るかったのは何よりです。
そして、カメラマンとして佐瀬君も仕事で参加していました。
なぜかレンズがこっちを向いていることが多く、とても怖いです。
彼のレンズを構える姿勢はいつ見ても素晴らしいです、背筋が伸びていてたち方が綺麗です。
彼のプロとしてのこだわりを感じる瞬間です。
でも、私を狙ってるときは顔はニヤついているので、プロの顔ではありません(笑)
今回の式典に参加させてもらって思ったのは、我々JCのOBでもあり歴代理事長でおられる方が沢山いらっしゃる会だからお世辞を言うわけではありませんが、本当に真面目に一生懸命にやられております。
国家を歌う姿、綱領を唱和する姿、ロータリーソングを歌う姿、本当に凄いです。
我々の取り組む姿勢と比べると正直、自分が恥ずかしく感じました。
以前、坂井先輩が監事時代におっしゃっていた
「国家を歌うときは私は両手を両足につけて起立の姿勢で歌うようにしている。
綺麗な姿勢で歌うように努めている、皆さんも国家を歌うときには考えて欲しい」と監事講評で言われた事を今でも忘れずに私は実践しています。
昨日の式典では全員が一糸乱れる姿勢で、90才を過ぎた方も綺麗に立たれているのを見て、こう言うところに魂が宿るんだなと思いました。
それだけ綺麗な姿勢でたっていれば自ずと声もきちんと出ます。
司会においても、アテンドにしても本当に気配りの行き届いた姿でした。
青年会議所の理事長である私は立場上「来賓」と言うことで参加させてもらいましたが、招いてくれたかたがたは歴々のJCの先輩であるにもかかわらず、本当に素晴らしいおもてなしをして頂きました。
来てくれて有難う、ゆっくり楽しんで行ってくださいと、口々に言われました。
我々も色々な機会に先輩や来賓の方にお越しいただく機会がありますが、やはり先輩方のおもてなしを見ていると、まだまだ及んでないと痛感しました。
式典の後に、記念講演として成田山新勝寺の山崎寺務長による講演がありました。
「尊いいのち、いかせいのち」という題でご講演されました。
色々なお話をされていく中で、もっとも心に残ったのは
「生きる事は借りをつくる事であり、生きていくことは借りを返す事である」
人それぞれの解釈があるとはおもいます。
今回の震災をへて私もなんとなくそんな気がしています。
色々な人々に我々は生かされているんだなと。
そして、色々な人々にその感謝を表現していかなくてはいけないんだなと。
そうやって人と人は繋がっていくのだろうと。
生きることは貸しを作る事、生きていくとは借りを返してもらう事でない。
そう仰っているように気がして聞いていました。
仏門に入られて60余年の、人生の大半を捧げてきた方の言葉は本当に重みがあります。
みんさんにも是非もそんな機会があったら聞いて頂きたいと思いました。
3時間半にも及ぶ式典は終わり、懇親会となりましたが、そこからは和やかな懇親会となりました。
私の席には成田ライオンズ副会長がいらっしゃいました。
その方は次期会長予定者との事で、「あまり日頃ロータリーとは付き合いがない、しかしこれからは会を横断して繋がりを持って生きたい。
地域の為に一緒に色々な団体と活動をしたほうが良いと思う。今回の震災を受けて、行政の限界をみて地域を動かすのは地域の人々である。
やはり普段から横のつながりを持って色々と活動をすることが大切ではないか」と仰っておりました。
私もその意見には大変賛成です。
これからはもしかしたら、ライオンズクラブさんやロータリークラブさんと一緒に事業や例会を行うことが出来るかもしれません。
想像するとゾクゾクしてきますね(笑)
しかし、若いわれらの行動力はどんな場所にも必要です。
今回は色々と勉強させていただく機会が多い式典でした。
最後、豊田歴代理事長とご挨拶をさせていただいた時に「先輩方の素晴らしい式典に負けない式典を我々もやります!」って宣言しましたので、
ぜひ岩舘委員長には多賀財務に今回の式典の状況を聞いてもらて、それを超えてください!
またひとつハードルを上げてきました(笑)
コメントありがとうございます。
同じテーブルに?
失礼は無かったでしょうか?
お付き合いって本当に難しいですし、太編ですよね。相手の立場が上がれば上がるほどに。
付き合いも大変だよ~。