学校回収、予行練習&B地区理事長会議

2011年04月16日 | 日記

4月15日は被災地支援事業「100gの思いやり」の学校回収日でした。

成田市内40校の小中学校で実施してもらった今回の事業。

期待と不安の入り混じる中での回収となりました。

 

私が回収担当した小学校では、今日の回収に合わせて用意されていていました。

各学校とも、とても期待をしてくれていて、頑張ってくださいと励ましを受けました。

本当にありがたい事です。

 

ある地区では地区を上げて多くのお米を用意してくれたり。

他の物も届けてみたいと児童からお願いが有ったり。

回収担当者と学校新聞に載せたいので写真を一緒に撮りたいと児童にお願いされたり。

 

児童、生徒、地域から本当にパワーをもらいました。

今回の事業を行う中で感じている事は多くの人々が被災地の事をを本当に思っていると言う事。

しかし個人では限界のある今の現状に歯がゆさも感じていると言う事。

 

そんな思いを触媒となって現実のものとする事も我々の存在意義の一つではないかなと再認識させてもらいました。

 

みんなの想いが詰まったお米を運び出す時は何とも言えない気持ちになります。

皆さんの厚意に、心からお礼を申し上げます。

 

回収を終え、戸村先輩の所に向かうと

 

山下君が回収を終えたらしく、もうすでに運び込まれていました。

 

運び込まれる沢山の善意と戸村先輩!

 

回収にまわるメンバーからは、続々と連絡が入り、かなりの数が集まってきているようです。

 

梁本委員長も到着するとトランクいっぱいになるほど預かってきました。

戸村先輩のところの麻生君も手伝ってくれました。

 

岩舘委員長は積み過ぎてサスペンションが負けてしまい走れなくなってしまいました(笑)

急きょ多賀財務が投入され事なきを得たようです(笑)

間一髪、ハレンチ号!

 

梁本委員長が回収に行った先の校長先生が小学校当時、担任の先生だったようです。

戸村先輩もその先生に教わっていたとの事(笑)

人の繋がりを感じる瞬間です。

 

戸村先輩の所で働く麻生君も、青年会議所の事業の「少年の翼」のリーダーをやって戸村先輩と知り合い、そのまま就職したようです。

人の縁を感じます。

 

麻生君は入った当時の握力は40kg程度しかなかったのが4年たった今では80kgを超えるとの事(笑)

リンゴをつぶせるほどの握力を身に付けたらしいですが、仕事では戸村先輩に全然敵わないようです。

 

お米の回収状況を確認すると、思いのほか、集まりの良い状況に、嬉しい不安を覚えます。

本当にこの2日間で終わるのだろうか?

戸村先輩はお米を扱っているプロですから、余裕のコメントをしていますが、素人の我々にそんなパフォーマンスが有るわけがない!

 

監督である私が、効率的な作業環境とシステムを作っておかないと、終わるものも終わらなくなってしまう!

急きょ、明日のリハーサルをやる事に。

 

麻生君に機械を急きょ立ち上げてもらいました。

 

リハーサルをスタートしましたが、生徒児童から頂いたお米が沢山袋に詰まっています。

そのビニールを取るのに一苦労。

生徒児童分の約一万枚のビニールをほどかなくてはなりません。

 

仕事量が極端に少なくなり、効率がとても悪い事に気づく!

 

そこで根本から見直し、環境を整備!

 

この形が理想形でとなりました!(って何が何かわかんないよね?)

 

そして、機械にかけて不純物や変色したお米がセンサーによってはじき出されます。

そして、5kgの袋詰めにパッキング

 

あっと言う間にこういう形になりました。

5kgにしたのは被災地で使いやすいようにと言う事で。

被災地では計量するのもままならないだろうし、5kgならおおよそ3升程度になり、

ガス炊飯器で一度に炊ける量の最大に量との戸村先輩のアドバイスからそうなりました。

 

これなら、細かい対応が出来そうです。

 

私も試しにやってみました。

 

床にこぼすと言うあるまじき大失敗!(笑)

麻生君が慌てて回収し、またすぐにきれいにしてくれました。

恐るべし素人。

 

見るに見かねた麻生君は、土曜日急きょ手伝ってくれることになりました(笑)

労働条件はおいしい夕ご飯と言う事で(笑)

リハーサルしておいてよかった・・・

 

 

そして6袋が出来あがり、30kgになったところで

 

袋に入れて完成!

 

この、最後の縛りがとても難しく、戸村先輩曰く、「素人には出来ない!」って。

明日は全員素人何ですけど・・・

 

明日は、戸村さんが縛り役になる事が間違いないようです(笑)

 

これで明日の準備は完璧です(笑)

 

 

 

その後、夜からB地区理事長会議に参加。

会場は成田が誇る老舗中華料理店「東魁飯店」

メンバーの青木さんのお店です。

 

ここの凄いところはコース料理を頼んでも絶対に同じメニューを出してきません。

一週間で3回利用した時も一度として同じ料理が出さないと言うこだわりがあります。

さすがに4回目は勘弁してくれと言われました(笑)

 

コース料理は青木さんのこだわりにより、グランドメニューになり料理が出る事が多々あります。

今回も私の好きなチーズカレー麻婆豆腐を今回も出してくれました。

いつもおいしい料理をありがとうございます。

 

みなさんも是非、青木さんのこだわりに触れてください。

何でも美味いです! 

 

本来であれば、3月11日に銚子のちにて行われるはずであったこの会議。

そう、大地震の日です。

私は行く気満々でしたが、電話もつながらなくなる異常事態になり、どの理事長とも連絡がつかないまま自然と中止になった会議でした。

 

冒頭のあいさつでその話をさせてもらうと、理事長達はみんなその事を忘れていたようです。

そのくらい、慌ただしい一ヶ月を過ごしてきています。

 

みんな、口には出していませんが、大分お疲れの模様。

高野理事長は先の見えてきた安堵感からか、先日、大熱をだしてしまいまだ本調子ではないようです。

 

各地の状況を聞いてみると、本当に大変な状況で、佐原の関理事長は震災以来、今日初めて自宅で風呂に入れたとの事。

佐原は下水道がパンクしてしまい、JCメンバーでその実態調査を市役所と共に行っていたようです。

 

旭には昨日、天皇皇后陛下が被災地として最初に慰問に訪れました。

理事長も出迎えに参加したそうですが、両陛下を見た時に疲れが吹き飛ぶくらいの感激をしたようです。

自分自身が日本人であると改めて思ったとの事。

 

本当に皆さん、自分の地域で色々な支援をされていたようです。

 

その中で、理事長達が言っていたのは「決断する事の大変さ」だそうです。

何をすべきか?何が出来るのか?やるべきかやらざるべきか?

選択の連続であったようです。

 

組織として活動するにはメンバーの協力が必要です。

しかし被災地でもある被災者でもあるメンバー達にボランティアを頼む心苦しさ。

 

あまり、そんな事は気にしていなかったので、私くらい空気読まない方が良いのだなと思いました(笑)

やったもん勝ち的発想しかない私には、あまり非難や批判を正面に受け止めない能力があるようです(笑)

 

佐原では、やりたい事もままならずここまで来た関理事長を再チャレンジと言う事で次年度理事長にほぼ決定したようです!(笑)

私はやりたいことをやっているので、次年度理事長は他の方にやってもらいます!

 

次年度理事長になる方に申し送りますが、関理事長は本当に素晴らしい人物なので、同期理事長として心強いと思います(笑)

 

そんなこんなで、地域にいては気が休まらない理事長、専務も成田の地で少しはリラックスしてもらえたかもしれません。

 

私の成田流のおもてなしを大竹顧問は呆れていましたが、やったもの勝ちですので、お許しを(笑)

岩舘委員長に後で電話すると言ってましたので、対応よろしく!

 

「なんて設営しやがるんだ!最高に楽しかったじゃねーか!」って言うそうです(笑)

自粛を自粛すると決めたからにはやらないとね(笑)

そんなこんなで夜も更けていきました。

 

そして、すべてのLOMの理事長・専務をお見送りして終了。

 

お疲れ様でした。

さて、土日は頑張るよ!

 

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