ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

未知を知ったら

2008-07-07 08:20:25 | 不動産鑑定
本日の天気は

近い将来、地震リスクを発表しましょーってことになるようですね。

未知の活断層の再調査を踏まえたうえで執り行われるそうですが、これでけっこーまた価格形成要因に影響出てくるでしょうね、きっと。

いま現在でもPML評価なんちゅー地震リスクの評価方法があります。

この評価方法は、先ず、過去の大地震の経緯とともに、評価時に判明している活断層を考慮し「地震ハザード曲線」なるグラフを作成します。

次に、この曲線を基に、イベントツリー解析により別途求めた、対象施設に関して考慮すべき損傷状況を示す「地震ロス関数」を組み合わせて、最終的な地震リスクカーブが求められるってワケです(一般に、大地震ほど発生確率が低く、一方で、もし起きた場合には多額の損失をもたらすことがこのリスクカーブによって示される)。

だもんで、未知の活断層が「ヤバイ」類のモノだったりすると、たとえそれが交通インフラ状、好立地の物件であったとしても、価格形成に際しては同リスクを考慮せざるを得ないってことになってくるでしょう。

ここんとこワリと近い周期で大きな地震が起こっております故、この点につきある程度注視しなきゃなんないなーと思いつつ、公表のタイミングによって、評価主体としては悩ましい問題も出てくるやもしれぬと若干重い気持ちも抱いておる次第です。

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