ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

面白いような暗いような時代

2008-11-30 06:05:50 | 不動産鑑定
本日の天気は

先日、ぜんぜんまったくプライベートなお話の最中に、

「今借りてるとこなんだけどさぁ。こっちから中途解約って出来んの?」

という質問をされました。

聞くとそれは「自動更新」ではなく「法定更新」された普通借家だと。

「家帰ったらまずは契約書の特約条項見て、そんでもなんにも書いてなかったら、3ケ月前の予告で解約できるんで、あとの3ヶ月分だけはキッチリ払っときな」

と伝えました。

多くの「普通」借家契約には

「賃借人は1ケ月前予告により解約」

ってな特約条項がありますんで、大方、借家人からの解約は可能なんですね。

そもそも、なんで借家人からの解約を認めるような特約が多くなったのかっちゅーと、かつて毎年家賃が上昇していた時代に、借家人がずーっと居着いているよりは、逆に一方的に解約して退去してくれちゃった方が、次に高い家賃で新賃借人がやってくる、ってな状況があったからでしょう。

ただし、こーした特約がなければ原則論ですから中途解約はNG。

あくまでも「アナタとアタシ」の債権債務の関係なので、「いついつからウン年間」「借ります・貸します、払います・もらいます」という約束しちゃってますから、そりゃ約束破んのはダメってことですね。

ですんで、

「6ケ月前予告で中途解約」みたいな中途解約の特約条項がないんなら、原則どおりってことになりますからして、基本は「借家人からの中途解約不可」なんです。

ただし、これが例えば、更新時に賃貸人から「値上げするけど、イヤなら出てってね」とかなんとか言われても更新拒絶して、なおかつ出てかなかいし更新料も払わないぜ、ってな状況ですと、まず賃貸人からの解約は正当事由として認められないんで「合意の更新」ではなく「法定更新」となります。

これは「期間の定めのない契約」となりますから、モノの良し悪しや更新料の授受の問題は別として、うまいことこーした方法を利用され時間を有効活用する方々もいらっしゃると耳にすることも多々ございます。

なかなか面白いような暗いような時代です。

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黒字から赤字へ

2008-11-29 05:20:57 | 不動産鑑定
本日の天気は

モリモトも民事再生ですか。デカイっすねぇ。

大量に内定取消の不動産屋さんもあるようですし(にしても、10月に「心配すんな、ウチは大丈夫」とか言っておきながら、11月に取消っていうその迷走ぶりはいくらなんでもマズイ対応といわざるをえません)、まだまだね、今後もありそうっすよ。

東京商工リサーチの調査に拠れば、負債100億円以上で倒産した会社は今年に入ってから10月末までに60社もあるそうで、このうち34社が黒字倒産だったようです。

結局んところ、マンション分譲よりも、私募で集めた資金でオフィスビルなどを開発し、外資系ファンドに丸ごと転売するってカタチの不動産流動化事業で多くの利益を上げてたところが軒並み悪化してるという状況でしょう。

資金の出所がワールドワイドな金融危機によって相次いで撤退したところで、転売先が極端に減ったのに輪をかけて、頼みの金融機関自体も不動産向け融資について一挙に引き締めを謀りましたしね。

見方として、今度の年度末までにさらに大型黒字倒産案件が増加し、そこから先は来年度末まで赤字倒産が徐々に増えてくることが予想されます。

いろんな意味で注視していかなければなりませんね。


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撲滅ソング

2008-11-28 05:28:42 | 不動産鑑定
本日の天気は

いまだテロの脅威も止まず、暗澹たるニュースが多い世の中です。

が、しかーし

な、なんだこれは↓




なんとこの曲、歌詞は栃木署の職員が作り、それ以外の作曲、演奏、歌などはすべて警察官によってなされたものらしいです。

「振り込め詐欺をどうにかしたい」という一心から作られたそうでして、このなんともムード歌謡ちっくな雰囲気、あぁ。。。たまりませぬ。

ここにきてスポット的な仕事が集中し、そっち方面が滞り気味なんですけど、そろそろわれわれも世に向けてなにか発信してかなきゃなんないよなー、などと勇気を頂戴する作品でございます。

週末~来週にかけて、なにかあるかもしれませんよ、ウチも。乞うご期待


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節制

2008-11-27 06:13:17 | 不動産鑑定
本日の天気は

スッキリしない天気に加え、広がる金融不安で気分がガクぅっと落ち込みやすい最中。

もうとにかく飲んで飲んでみたいな毎日が続いております。

在住区からは「健康診断受けなさい」バリの郵便物が届くし、いやーそろそろちゃんとせにゃいかんなーとかなんとか言ってるだけの日々。

とくにもうイロんな面で「機能的不全」に陥りはしないかと戦々恐々としております。

医学的、且つ、平均的見地からすると、男性は女性よりもストレスに弱いらしく、その影響をモロに男性ホルモンが受けやすいそうです。

勿論、女性にしてもストレスの影響を受けるには受けるのですが、例えば生理などをバロメーターとして崩れていても早期に察知しやすい、と。

それに引き換え、男性はねー。

「ん?へん?」って気付いていても、「いやいや、OKでしょう。」となりがち。

基本的には男性ホルモンの分泌量が多ければ多いほど、仕事の能率などは高くなるってことが言えるみたいなので、やはり「たまの休み」というのは絶対に必要でしょう。

ただ、元気がないと、欲を抑えるためのオカネを然程使わずに済むというメリットもぢつはあったりも致します。

最終的にどっちがいいのかはわかんないけど、カネなくなっても元気って方が人間らくしていいかもしんないっすね。

節制しよっと。

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カタルシス

2008-11-26 04:57:43 | 不動産鑑定
本日の天気は

わたくしめは基本的にスポーツ全般がスキでして、とくに攻めの姿勢があらわれやすい競技にココロ惹かれること多いです。

先日も漫然と某Jリーグチームのゲームをテレビ観戦しているとき、縦への走りの意識、それと前線からの徹底的な守りの意識が見事に調和しているのにふと気付き、そのなんともいえぬ興奮を味わいました。

結果的には”辛勝”みたいなスコアだったんですけど、内容は本当にスバラシイ出来だったと思います。

以前、このブログでもアスリートが試合中に流動的、且つ、迅速な判断を常に求められていることについて述べましたが、緊迫した状況であればあるほど、攻めの手法が活きてくる、そう確信しての内容でもありました。

ですから、逆に申し上げますと、過去に出来てたことが何故いま出来ないのかってのを考えるとき、やはりヨイときのイメージ・戦略、そして心理状況や環境を、まずは思い出すのが先決かと思われます。

おそらく多くの場合、調子のよかった理由があるハズですし、そこにはノルだけのケースバイケース、且つ、積極的な戦略があったんだろう、そう感じます。

「あそこなら本当の意味で頼りになる。」

そう思われるように、そして、その可能性をお客様と一緒に模索するために独り立ちしたワケですが、その湧き上がるような、あの「あっ、そうそう。あー。。。これじゃん!!」っていう興奮ね。

まだまだ勉強も努力も経験もぜんぜん足りませんが、自ら生み出し行動したオコナイによって、それを享受した誰もがカタルシスを感じていただけたなら、わたくしめは本当に本当に幸せだなーと考えます。

そのために、”いま”をハッキリさせて突っ走る。

それのみが現時点では重要なことなのかもしれませんね。

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速いな~

2008-11-25 05:44:43 | 不動産鑑定
本日の天気は

まーとにかく最近は時代の流れが速い、速過ぎます。

わたくしめも経営をはじめてから彼是10年弱ですかね、経とうとしておりますが、常に”極端な事態”が起こりうることを想定しながら、なんとかかんとかやってきている次第です。

平均的にこなす、もしくは安パイなセンで、なーんてことは絶対禁物でして、「こりゃヤバイかも」ってなったときのことを一手先に考えながら迅速に判断して行動していくことを繰り返しているワケです。

ある意味「常識的な行動」ではないのかもしれませんけれど、わたくしめにとってはこーすることが極めて「常識的な行動」なのですね。

おそらく「なにかしなきゃ」と今この時点で焦られている方も多いことでしょう。

しかし、やはり、そーはいっても結果としての行動が平均的であれば、それがイイ方向に回転しているときは波に乗ってけますけれど、一旦方向違いを犯しちゃったら周り共々溺れ死ぬ可能性もあるっちゅーことが言えます。

どんな方々にも隠れた才能、つまり、何物にも変えがたい資質が秘められていると確信いたしております。

ソフトつかってやるだけがプレゼンじゃないし、横文字つかって金融や会計、そして不動産用語を駆使したって、肝心な「伝わる文章」が英語でも日本語でも伝わらなければ、これまた何の意味も成しえません。

本質的に、どーしたらこのスピード社会に対処できるのか、スピードにこちらから乗っていくのか、それともそれぞれの事象について見極め・解決していく能力(ここでカネや自分の立場のみを重視する人もいれば、もっと深いところを洞察する人も出てくるでしょう)を、他人とは違ったアプローチで開花していくのか。

ま、いろんなやり方があるでしょうね。

何れにしろ、われわれ30~40代はマゴマゴしていられないのです、そーゆー時代なのです。

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メンドーな時代

2008-11-24 07:02:28 | 不動産鑑定
本日の天気は

大相撲の千秋楽、見ごたえありましたねぇ。

やっぱりスポーツとかゲームは拮抗しているものほど面白いっす。

日常生活はもちろん、拮抗なんかとはほど遠い方がイイんですけど。。。

このまま世界中の金利がブリブリ下がってくれっと、いいこととわるいことと両面で考えてかなきゃなんないことも増えてきそう。

トーゼンのことながら住宅ローンの金利は下がりますから購入者も地道な感じですけど増加してくるでしょう。

また、企業の設備投資の活性化も期待され、単純に考えると景気面ではいいことばかりのような気もします。

ただ、年金生活者などにとっては受け取り利息がこれまたトーゼンのことながら減るワケでして、こりゃ苦しい一方ですんで「じゃー預けるよりも引き出して配当利回りが高い株、もしくは利回りの高い時代に発行された債券にでもすっかなー」などとシフトが起きる可能性が考えられます。

また、住宅需要や設備投資が活性化されるのはイイんですけど、行き過ぎるとインフレを起こしますから、昨今の状況下、購買力はそれほどグンと高まってはこないことが予想されますんでかえって経済環境が悪化してしまうことが懸念されます。

シンプルに考えると、おおむねこのようなカタチになります。

が、しかし、です。

いまだ低金利のときに融資をうけ余剰資金をかかえた大企業は多く、ちょっとやそっとの金利低下で爆発的に借り入れが増える、なんてことは考えがたい。

また、中小にいたっては融資の審査の段階でペケになりやすい時代ですから、金利云々の問題でないのはもう周知のとおりです。

株価にしても、上記のよーな金利の具合によって単純に上下するなんてことではなく、むしろ昨今では株価の下落・配当懸念・金融政策自体に関する思惑や観測によって動くことが多くなってきております。

国内ではもうしゃーないってなことになると、デフォな国では逆に金利を上げて「さぁおいで、おいで」とマネーを呼び込むことでしょう。

安定しない経済、生活も、なんやらこーして見てみるとスポーツやゲームの心理戦に思えてきてしまいますが、知ってて考えるのと、知らないでさらに考えないはまったく違った結果になるでしょうし、なんとかねー、世の中に喰らい付いていかないとねー、ダメってのが本当メンドーな時代っすよ、マジで。

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過信禁物

2008-11-23 06:57:55 | 不動産鑑定
本日の天気は

いまの世の中、いろんな見方を普段からしておかないと、どこで足元すくわれるかわかりません。

だって、ついこの前まで「郵政民営化」なーんつってたら、なんのことはない。株式売却(=上場)凍結ですモン。

ただ、おそらくこれで上場後の郵政会社や関連会社が、アメリカやら中国やらの資本支配を受ける恐れが一時的には減ったワケです。

要は「安いときには売らん」ということらしい。

例のヘイゾーちゃんも相変わらず

「日本には『年金基金』という世界最大の巨大ファンドがあり、民営郵政も巨大な運用資産を有している」

なーんて言って、どこの国益の話してんだかわかんないよーな主張をなさってますしね。

機を見てやるならある程度までヨシとしても、AIGのアリコに中国の政府ファンドが出資するとかなんとかってときに何言ってんだと、アフォかと。

国としてのチカラを過信せず、シッカリと見極めたうえで、各種政策を考えれる、そんな方々がもっともっと増えてくれば、きっと50年後には日本も変わってくれるんだろうと思います。

あっ、そのころはもう年金制度ないし、そもそももう死んでますね、わたくしめも

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ギャップもまた一興

2008-11-22 06:08:06 | 不動産鑑定
本日の天気は

うひょー。なんだかんだ申し上げても、ボージョレうまし。

ただ風邪がちとヤバイかもしんない。

最近めっきり寒くなりましたし、電車内でもマスクをされている方々が増えましたしね。みなさまも体調管理にはお気をつけください。

にしても、今週は時間が少なく感じる一週間でして、なんのオカネも生み出さなかったワリに、いろんな方面で重めのお話に携わったような気が致します。

判断を迅速にしなければならないのはもう当たり前のこととして、そこに行き着くまでの自身の知識や経験、そして勘所ってのをさらに深く追求していかなければならない、そんな風に感じるウイークデイでもありました。

いま自分に出来ることというのは本当に限られていると思いますし、まわりの状況に無理やり合わせようと焦って行動したとしてもロクなことにならないでしょう。

やれること、もしくは、やれそうなことを、毎日ちょっとずつで構わないので続けていく。

遊ぶときに楽しく思えるのも、地道な努力や普段、そして不断の鍛錬があればこそって気もしますし、緩急ってゆーんですか、ギャップってゆーんですか、そーゆー人生の楽しみ方もまた一興ですしね。

ここぞというときに爆発的なチカラを発揮するための下地を、いまこーした状況下で目前のことに踊らされず培ってくっちゅー勇気が必要不可欠な時代なんだろう、そう強く感じます。

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飯田橋は西口です

2008-11-21 05:25:11 | 不動産鑑定
本日の天気は

なんですかねぇ?ル○ネそこまで困ってんすかねぇ

なかなかそれでも、いまこの時期に大幅に賃料上げんのは裁判やってもムリでしょう。

そーゆーことがわかったうえでやってるってことは、こりゃ相当なプレッシャーが別角度からかかってるのをなんとなーく感じますね。

まぁ、J○系でさえも斯様な状況ですから、一般ピーポくんのわたくしめも、毎日々々食費を節約するためにあれこれ努力をしているワケなのですね、はい。

いや、もう本当にできれば「手弁当」にしたいくらいですが、これはなかなか時間的・体力的にキツイもんすからいまんとここの手は利用しておりません。

ですが、世の中的に言うと弁当派は着実に増えているそうですね。

あと増加してんのが、コンビニで弁当ではなく、パンとかおにぎり、カップめんってパターンなんですって。

なかには近くの大学の学食や、区役所の食堂なんかを利用するヒトも多いみたい。

そーいえば、前の事務所の近くには法○大学あったから、よく学食食いにいったなー。

それと、もう無くなっちゃったけど、飯田橋駅西口から同大学方面へむかって郵便局の前あたりにあった「ア○ノ」っていう食堂。

チャーハンとか味噌汁ついてたしか200円台じゃなかったか?

ただし、味噌汁には揚げが何故かいつも一つだけ入ってて、それ以上もそれ以下もないの。

なつかしいけど、そろそろ前みたいな生活スタイルに戻す時期がまた来てんのかもしれません。

飯田橋はですね。やっぱ西口なんすよ、に・し・ぐ・ち。

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