公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

連動する世界 軍事優位に立つロシア 3

2018-04-21 12:00:10 | ロシア
追補2024/04/18
ロッキード・マーチンは、4月8日~10日に米メリーランド州ナショナルハーバーで開催された「シー・エア・スペース2024」で、マコのモックアップを公開しました。同ミサイル性能について担当者は「ネイビーニュース」に「高機能、生存性が高く、手頃な価格のシステムである」と話しました。また、名前である「マコ」については、最速のサメであるアオザメの英語名に由来するそうです。
射程350KMマッハ5程度ね。いまだにロシアのキンジャールに追いつけていない
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北朝鮮は今日、核兵器を第三者に移転しないと約束した核兵器。これを受けてイランの核兵器反撃が無いと確定した時には、イスラエルとイランは新たな緊張関係に入る。それ故にイランイスラム革命防衛軍は警告をレベルアップしている。

A senior member of Iran’s Islamic Revolutionary Guards Corps (IRGC) alerted Israel Friday that Tehran’s “hands are on the trigger and missiles are ready” to strike all Israeli air bases after a map of air bases in Syria believed to be controlled by Iran was shared with Israeli media earlier this week.

In a bellicose speech given in Tehran, IRGC Deputy Commander Brigadier General Hossein Salami warned that Israel was living "in the dragon's mouth" since northern and western Israeli bases were "in the range of our missiles."




2013年頃から言われ始めた世界情勢認識としての冷戦2.0だが、代理戦争の形が変えられた冷戦が始まっている。かつては米ソの代理戦争だったが、今はイスラエルとイランの戦争を米露が代理している。冷戦とはプロパガンダでありマーケットメイクである。双方が急所を外しながら殴り合うので、自ずとエスカレート、世界の注目度をあげて、周辺国は動揺する。動揺することが投資と富の源泉であることを双方が承知してやっている世界情勢認識が本来の冷戦である。双方が殲滅を本気で考えているイスラエルとイランとの間にはそのような了解が無い。故に冷戦2.0は単なる古い偏見に過ぎない。本気の核戦争前夜が毎日毎夜続いている。西太平洋でも対中でさえ米国は、元情報大佐ファネル氏は「米軍は艦艇建造とミサイル技術・保有数において不利な立場に置かれている」と語る。ポジショントークであったとしても見逃せない指摘であり、ほらここ(台湾)を殴ってこいというメッセージである。

追補
『2018年04月25日 19:43
ロシア連邦軍参謀本部作戦本部の本部長、セルゲイ・ルドスコイ大将は、シリアで米英仏が攻撃したのは、有毒物質が一切保管されていない通常の建物、格納庫だったことを明らかにした。』
『ルドスコイ大将はまた、「ミサイルの破片、爆発でできた漏斗状の穴、施設の破壊度を調べたところ、米英仏がシリア攻撃で命中させたと発表している105基のミサイルのうち、実際に命中していたのは22基を超えてはいないことがわかっている」と語っている。』


追補2018.5.10

『時速1万キロを超える極超音速で飛ぶとされるロシア軍の新型ミサイル「キンジャル」(「Kh-47M2 キンジャール」のこと)が9日、モスクワで開かれた軍事パレードで正式に一般公開された。核弾頭を積むこともできるとしており、他の核保有国などとの軍拡競争の呼び水になる可能性がある。

【写真】対独戦勝記念パレードで、フレアを放出しながら編隊飛行するSu30SMと、小型のMig29=9日、モスクワ中心部、松尾一郎撮影

 公開されたミサイルは白く塗装され、ミグ31Kの胴体下に取り付けられた状態で、プーチン大統領らが列席する赤の広場の上空を通過した。「キンジャル」は両刃の短剣を意味する。

 ロシア国防省や政府系メディアなどによると、一般的な巡航ミサイルの速度(時速900キロ程度)よりはるかに速いマッハ10(時速約1万2200キロ)という極超音速で飛び、2千キロ先の目標を攻撃できる能力があるという。』



追補2018.05.25
こんなこと言っても証拠破片がロシア側にある。
【ブリュッセル共同】オランダからの報道によると、ウクライナ東部で2014年に起きたマレーシア航空機撃墜を捜査している合同捜査チームは24日、同機を撃ち落としたミサイルは、ロシア西部クルスクのロシア陸軍第53対空ロケット旅団からウクライナ側に持ち込まれたと公表した。
 オランダやマレーシアなどの捜査チームのトップ、パウリセン氏がオランダ中部で記者会見し明らかにした。使われたのがロシアから持ち込まれた地対空ミサイル「ブク」であることは判明していたが、部隊名の特定は初めて。


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