公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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切り取りダイジェスト 報酬系の奥深さ 善に悪に自在也

2022-08-08 05:30:00 | 間違った設問に「正しい」答えという現実世界のバグ

報酬は簡単ではない。

AI要約

報酬は簡単ではない、と筆者は主張している。帰依者の神秘性の担保は単なる報酬ではない、と指摘。明らかに手の届かない神秘領域に近づいているとグル役が耳元で囁くことが重要だという。

私を含め人間は お金、食べ物、セックス、承認、新しい経験の全てに弱いが、より高い心理効果的には、願望の実物ではなく、それらのリアルな強い取得期待、取得ハードルの一時的低下、その思わせぶり、示唆、成功の表象や特権資格の取得手順という政治に最も弱い。

誰かの次の行動を特に自ら進んで行うように支配しようとするのであれば、報酬だけでは十分ではない。ほとんどの宗教が気づいている。帰依者の神秘性の担保は単なる報酬(パン)ではない。明らかに手の届かない神秘領域に近づいているとグル役が耳元で囁くことが重要だと気づいている。神秘領域の解脱感こそ求めてやまない境地なのだけれども、何人もそこには至らないことを百も承知で一般信者を帰依させるためには、グルの何人かは神にあったとか奇跡が大昔にモーゼに起きたとかそういうフレームだけがあれば良い。このフレームを報酬主張 alternative desparation fulfilment way for the unreachable rewards という。(これは私が作った言葉 :手の届かないところにある報酬を得るための代替的な欲求充足方法)

ジラシの空手形であるが故に、従来の報酬達成の心理学の枠組みにはないものである。しかし人間は報酬以上にこれに支配されておる。

人間は報酬が貰えるかもしれない期待感が継続する限り、その報酬を得るときの動機よりも強くその予備行動に走らせる。

 

ISの聖戦で自爆テロを成功させると天国で好みの美人とセックス三昧という主張も同じ構造である。

 

Juanita Broaddrickは、アメリカの元老人ホーム管理者である。彼女は、ビル・クリントン米大統領(32歳)がアーカンソー州司法長官だった1978年4月25日に、ビル・クリントンからレイプされたと主張した。クリントン氏の弁護士であるデイビッド・E・ケンドール氏は、依頼人に代わって「そんなことはなかった」と述べ、クリントン氏はこの問題に関してこれ以上コメントすることを避けた。



ゆえに報酬主張は蜃気楼のように到達できないカルトの主張である。

ヘーゲルは報酬主張を学問に偽装した人物の嚆矢であろう。

 

ヘーゲル イルミナティ史上最大のグランドマスター・トリオ、つまり3人の傑出した天才が並んだのは、アダム・ヴァイスハウプト、ゲーテ、ヘーゲルの3人であった。ヴァイスハウプトは、ドイツの民法・典拠法の教授であり、啓蒙思想の哲学者であり、過激な革命家でもあった。ゲーテはドイツ最大の文化人であり、最高の文学者であり、ニーチェが「超人」の概念に最も近いと考えた人物である。ドイツの哲学者ヘーゲルについては、イルミナティの歴史の中で最も尊敬されているメンバーの一人であり、哲学の分野で高名な人物である。ヘーゲルは1830年にヴァイスハウプトの後を継いでイルミナティのグランドマスターに就任したが、1年も経たないうちに死去した。当時老齢であったゲーテは、その役割を引き受けたが、体が弱かったため、名誉的な役割にとどまった。彼は数ヶ月のうちに死んだ。 イルミナティは、この時代を、自分たちが決定的な突破口を開くと思われた特別な黄金時代と見なしている。ヨハン・アダム・ヴァイスハウプト 1748年2月6日 - 1830年11月18日 ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル。1770年8月27日~1831年11月14日 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。哲学者のリチャード・ローティはヘーゲルについて、"哲学者は、どのような道を旅しても、その先にはヘーゲルが辛抱強く待っているのを見つける運命にある "と述べている。デリダは、"ヘーゲル主義は歴史的支配を拡大するだけで、最終的にはその巨大な包囲資源を障害なく展開する "と言っています。ヘーゲルは不透明な哲学者として有名であり、専門家ですらしばしば誤った解釈をすることがある。彼がこのような不可解な文体で書いた理由の一つは、彼がイルミナティの会員であること、そして彼の哲学がイルミナティの宗教に影響を受けていることを隠そうとしたことである。イルミナティの宗教の詳細の多くは、彼の著作の中に見出すことができる。しかし、多くの一般人にとって、ヘーゲルの著作は神秘的で、理解しがたく、読むに耐えないものである。ヘーゲルの哲学への最も重要な貢献の一つは、彼の「主従」弁証法であった。これは、旧世界秩序の起源に関する古代のイルミナティの哲学的説明、すなわち、少数の人々が世界を支配することがなぜ許されたのか、そして、なぜ大多数の人々がそれを許したのか、に基づいていた。この疑問は、今でもイルミナティの中心的な問題である。多くの人々は、旧世界秩序に耐えられないと主張しながら、そのまま容認している。もし、大多数がOWOの策略に協力しなければ、旧世界秩序は存在しない。主従の弁証法についてもっと知りたい人は、現代の有名な本が適切である。フランシス・フクヤマの『歴史の終わりと最後の人』はヘーゲルの影響を強く受けており、世界の政治体制がどのように発展してきたかについて優れた説明を提供している。最後の人間」と題された章は、OWOの支配下で生み出される哀れなタイプの人間を示している(フクヤマ自身はOWOなどという言葉は使っておらず、実際、彼の本はOWOに賞賛されているが、それは彼が彼らの意見の多くを支持しているためである)。それでも、利害関係者が研究する価値のある本である)。

人間は報酬が貰えるかもしれない期待感が継続する限り、その報酬を得るときよりも強く行動に走らせる。

人間は報酬が貰えるかもしれない期待感が継続する限り、その報酬を得るときよりも強く行動に走らせる。

 


個人的には大昔『黒田寛一をどうとらえるか』という本を学生寮で読んだことがあるが、その報酬主張は宗教と同じ構造である。

解脱=革命的プロレタリアートであり神秘領域人物の黒田は革命の中核ケルンであるがゆえに永久近づけない、ゆえに一般運動家にはそこに少しでも近づいた実感を党派闘争のミサ=歴史的再構成(60年安保闘争)によって追体験する。この「特異な実在した過去の奇跡のような大衆運動の歴史フレーム」に当てはめて場所的に即時的プロレタリアから向自的プロレタリアに大量転換せよと要請している。そう言っている著者成岡(成岡庸治)はのちにマスコミの黒幕になるのだが。出典実体的なもののうちにあって主体的な自由を保持することと同様に、主体的な自由を保持しながら、特殊的、偶然的なもののうちに立つのではなく、即自的かつ対自的に存在するもののうちに立つことを内面的に要求されている人々』『ヘーゲル全集9a 法の哲学』、これがグル役のオルグの巧妙な囁きである。マルクスに対しては無批判にヘーゲルを援用し一貫してプロレタリアートは歴史の主体として神格化される(原点はマルクスの「ヘーゲル法哲学批判序説」)。

マルクスの時代のプロレタリアとは流行語でその定義もない。実質マルクスの思い描くプロレタリア大衆は選ばれしし者、ゲットーユダヤ人のことであって労働者一般ではない。 

米国定常政府DSを信じてその僕となっている者たちも、ほんの一握りの本物の悪魔を除いて同じような報酬系の罠、報酬主張に嵌った人々である。ヒラリー・クリントン、ビル・クリントン、チェルシー・クリントン、ブッシュ・ジュニア、ディック・チェイニー、スーザン・ライス、ロレッタ・リンチ、ソニア・ソトマイヨール、ギャビン・ニューサム、ハンター・バイデンなどなど、宗教信者と違い彼らの実際の報酬は凄まじかった。いずれも自分達はあらゆる法の例外を享受する人種になったと信じ、悪事に手を染めてスリルを味わっていた報酬系中毒患者である。

その契機は本当の支配者の寵愛が欲しいだろうというグルによる耳元の囁きであったろう。したがって報酬主張は階層構造自体である。誰かを次の行動を特に自ら進んで悪事を行うように支配しようと仕向けるには、良心に目覚めることを抑制し、洗脳=上位階層を裏切ることへの恐怖と報酬、つまりより高位の支配層に自分が悪事を通じて上昇するかもしれない報酬期待が合成されてる。さもなければ米国定常政府は維持できない。

 



 

バラク・オバマを裏切ることへの恐怖心がなくなったときに定常政府は一挙に崩壊する。


報酬とは、誘因行動(引き寄せられる、それに近づきたいと思う)を引きおこす刺激の総称である。

例えば、お腹がすいている人にとって、おいしい食べ物は報酬である。しかしながら、お腹がいっぱいな人にとって食べ物は報酬ではない。むしろ、不快感を与える。また、ある種の美人や美女の魅惑的な顔は報酬となるが、人それぞれ好みがバラバラである。つまり報酬であるか否かは、脳の状態に依存して、主観的な快体験を起こすかどうかということで決まる。


 


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