公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

日本賃金水準は「フルタイム:パートタイム=2:1」

2018-06-09 09:10:16 | 日記
日本の賃金水準は「フルタイム:パートタイム=2:1」となっているなら、フルタイムを7割掛け、パートタイムを4割増ししたらいい。雇用数が同じなら賃金総量は3から2.8に2割抑制できる。

こういう調整は当事者三方が得しなければならない。つまりフルタイムがこのままではパートタイムに降格する状況があって賃金が二分の一になるのならば、この案を受け入れて3割少ない賃金を受け入れた方がいい。経営側は削減した2割を使って競争力を上げてもいいし、従業員子供保護施設の運営をしてもいい。しかし自主的改革が大きなマイナスが目の前になければできないのは文化的に社会が劣等だからだと思う。

日本が変われないのは、絶対的外圧(法的強制、世間の非難、圧力団体の業務執行妨害)がないからというのは、あまりに情けない。経営的にはそれらは最後の姿だと思う。開国や維新の時を考えれば、大きな圧迫があれば人々が突然変わることもできる。アヘン戦争に相当する存亡の危機が理解、想像できれば変われる。そういうマインドも情けない。

昨日母校の出先事務所に行ってきたが、就職ナンバーワンが札幌市で次が道庁だと。問題があると感じているようだ。私は今の若者は私たちが若者のころより賢い。情報量の多い中から最善を選択しているから、正解が速くわかる。本当は正解などないのだよ。

大学は留学制度など、いろいろ取り組んでいるんだろうが、既存秩序に挑戦していない仕組みの中でやれるものには限界がある。どうなるかわからないだろうけど、札幌農学校クッキーをいただいた。言い忘れたが、実質的トップだったウィリアム・クラーク教頭自身がベンチャーだった。学位を日本で初めて出したのも札幌農学校だった。つまり最初からやり直してみればいいのです。農業は付加価値が高く将来性がある。世界市場を相手にビジネスマインドも必要だ。

初めから海外に農場開発する北大の分校でもいいから民間資金で新札幌農学校を開校したらどうだろう。文部科学省の外の新札幌農業大学校でもいい。
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