公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

木枯らし1号の可能性も

2017-10-30 08:48:06 | 日記
台風一過して急激に気温が下がる予報、木枯らし1号が吹くのかもしれない。



すぐに消されたこの男は偽のミッションを指示されていたことは明確だろう。であるとすればどのようなミッションだろうか?あまりに粗忽で疑いもしない行動にオズワルドの知性を感じない。薬漬けのただのロボットだったのではないだろうか。離れた歴史の真実を知ることは不可能である。しかしその歴史以降の無数の個人が理性の手を拡げて、その歴史の再構成を試みることは地上の多くの魂にとって意味があることであると思う。なぜならば、リアリティの再構成は人間の能力を放棄しないという最後の砦になるから。20世紀の前半、アメリカの時代を得るためなのか、旧社会の価値を非常に破壊しまくった米国社会にいて、人類一級の知性で社会を批判的に再構成してみせたリップマンが一時期公衆の理性を信じなくなったように虚無に陥るか、その反動の超然と現実に関わるかではなく、最終的にベトナム戦争の無益(多くの人々の魂の立場で)と激しく立ち上がった老リップマンの生涯を教材としてみることができる私たちは幸運にも失敗をもう少し改善できる立場にある。私たちは21世になって無数の一個の人生の燃焼消失を無数の別の立場で経験している。それ故リップマンの半生の失敗のままでは、理性は魂を置き去りにして個人の理性が一個の生命にしか理解できないという重要な価値を失わせるということを彼の遍歴を通じて理解することができる。















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